ガイキング
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情熱大陸日誌
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最終回「また逢う日まで!」


どーも、三条です。

いよいよ今回で1年間近くのおつきあいをいただいたこのブログも最終回です。

いやー、それにしても35回ですよ、35回!
「ガイキングLOD」の本編とわずかに4回違いの回数ですよ。
こんな回数、よく書く事があったな、と思います。

自慢じゃないですが、ぼくは漫画連載している時のジャンプの巻末のコメントとか、コミックスのコメントとかああいうのが本当に苦手で(苦笑)、いつも書く事がなくて頭を抱えてしまうのですよ。
そんなぼくがこれだけ書き連ねて来れたのも、この「LOD」の仕事の密度の濃さゆえだと思います。
いい経験をさせていただきました。

後番組の「祝(パピ☆ラキ)! ビックリマン」にも参加させていただいてます。
スタッフの多くが「LOD」で一緒だった仲間たちなので、のっけからかなりいいムードです。
自分は3、4話を担当しました。
ぜひ、こちらの方も引き続き応援していただければと思います。

そして! 本編のラスト同様、「ガイキングLOD」の戦いもまだ終わっていないのです。
なんだかここに来て、新しい商品の試作とか、取材の申し込みとかが東アニさんにわらわら来はじめているらしいのです!
放映終わってから色々出てくるなんて、なんかメカアニメらしいといえばらしいですけど。
ダイヤの最終回の台詞がもしかしたら現実のものになるかもしれ
ないですね。
「この世はさ、何があっても不思議じゃねーんだ!」

それでは、「ガイキングLOD」を応援してくれたみなさん!
いつか「また逢う日まで」!!
胸の炎を絶やすなよ!!

(2006/10/03 三条陸)

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ガイキング - LEGEND OF DAIKU-MARYU -のこと


このコーナーも、いよいよ最後となってしまいました。
最後まで、お休みせずに出来たのは我ながらびっくりです。

このアニメは、企画スタートから放送までが僅か三ヶ月と言う所からスタートしましたが、
色々と大変でしたが、終わってみるとなかなか良い感じで終われたのかなと思います。

少なくても自分の当初の予測よりも何倍も良い物になりました。

僕自身この業界に入ってからロボを中心に描き続けてきましたが、この作品も代表作
だと胸を張って言える作品となりました。
今後は「ガイキングの大塚」とお呼びください(笑)

アニメはこれで終わりますが、ガレージキットなどでの展開はまだまだ続くそうです。

そんな色々な展開を楽しみにしつつ、次の仕事も頑張ろうと思いますので、
皆様、ガイキング - LEGEND OF DAIKU-MARYU -共々これからも応援よろしくお願いします。

それではこのへんで。 またどこかでお会いしましよう! 
          
(2006/10/03 大塚健)
 
ガイキング - LEGEND OF DAIKU-MARYU -のこと
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第34回「ダリウス軍リスト・パート2! ゴー!!」


どーも、三条です。

突然ですが、すっかり忘れておりました!
ダリウス軍の魔獣や鉄獣たちの名前を資料として列記しておこうと思って書いたのが、ブログの3回目。
以後すっかりそれっきりでした。
なんとまだ12話分までのものしか書いておりません!

ここは一発、思い残す事のないようにこの場で書いておきたいと思います。


♯13
ダリウス巨人 ノーザ・ドルマン(超強化型)

♯14
ダリウスハイパー鉄獣 ケルトロス(ケンタウルス型)

♯15
ダリウスハイパー鉄獣 ギガミノス(ミノタウロス型)

♯16
ダリウス巨人 ノーザ・バレオン
ダリウス陸上戦艦 グランデラー

♯17
ダリウスハイパー鉄獣 ザイクロス(サイクロプス型)
ダリウスハイパー鉄獣 カイザロス(イカロス型)
ダリウスハイパー鉄獣 グラネプス(ネプチューン型)

♯18
ダリウスハイパー鉄獣 グラネプス(最終強化型)

♯20
ダリウス魔獣 モガラ(モグラ型)

♯21
超巨大殲滅兵器 グランド・ドラゴンプレッシャー
ダリウス鉄獣 ゴルバクス(海竜型)

♯22
ダリウス魔獣 ドパス(タコ型)
ダリウス魔獣 ブロル(サスページのペットと同型)

♯23
ダリウスハイパー鉄獣 エルカゲス(カメレオン忍者型)
ダリウスハイパー鉄獣兵 エルカゲス(等身大近衛兵)

♯28
ダリウス鉄獣 ドラクロス(ドラキュラ型)

♯31
魔炎超魔竜 ドボルザーク

♯32
ドボルザークの残骸
分身体鉄獣 バラングス(ピラニア怪魚人型)

♯33
分身体鉄獣 バイドルス(ドリル怪魚竜型)

♯35
ダリウス巨人 ニキータ・ガレアン
ダリウス巨人 ヒガント・ガレアン
ダリウス巨人 バニシューム・ガレアン
ダリウス巨人 テルミナ・ガレアン

♯37
魔炎超魔竜 ファイナルドボルザーク

♯38
極大巨人 キングダリウス十八世

♯39
宇宙大怪獣 トリプルイーグル


そうです。最終回のアレはやっぱりアレだったのですよ。
宇宙大怪獣といえば三ッ首だろうということで、シナリオに冗談半分に書いてあった名前なのですが、いやーまさかあんなにクリソツな感じになろうとは……さすがです、ガイキングスタッフ!

ガレアンもなんだかんだで、本編では名前が出ませんでしたしね。
これはもともとシナリオでは色違いのドルマンに乗せていたのですが、急遽新巨人を登場させる事になったからです。新四天王の無感情な感じに良く合った、面白いデザインの巨人でしたね。

あと、♯21のゴルバクスなんかはよく考えたら♯2でダイヤの父さんをさらった時に出ていたのですが、すっかり忘れてしまっていました。

それでは、また来週!

(2006/09/26 三条陸)

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キングダリウス十八世のこと


ダリウスの守護神であり、最強の巨人です。
おそらく現ダリウスの民が移民してきたときに、一緒に来たのでしょう。

ダリウス皇帝だと思われたその姿は、キングダリウスの頭部でした。

番組初期、ダリウス皇帝のデザインを見たとき、あまりの線の多さに
最終的にこれと戦うのかなぁと冷や汗物でしたが、胸の顔を頭部とすることで
色々省略できるかな?と思い、最終的にはこのようになりました。
線が少ないので、作画の方々にも評判良かったです(笑)


さて、いよいよこのコーナーも次でラストです。
最後までリタイヤせずにこれてよかったですね。

ではこのへんで。

(2006/09/26 大塚健)
 
キングダリウス十八世のこと
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第33回「最終決戦!」


どーも、三条です。

「ガイキングLOD」もいよいよラストバトルです。
このクライマックスにあたって、ライター陣はテレ朝の梶さんから二つの要望を受けました。

「この作品は様々な親子を描いてきた作品でした。
最後にそのテーマを実感できるようなラストにしてほしい。」
一つ目はこれです。
父を捜すために冒険の旅に出たダイヤと、彼の父親。
素性を隠しながら娘に接し続けていたガリスと、その娘・ルル。
母の愛を求め、父とすれ違ったが故にスリルに走ったディック。
そして、狂気の偏愛で結ばれ互いに道を誤ったダリウス大帝とプロイスト。
それぞれの親子関係の帰結を描いてほしいという事です。

もう一点、これはぼくの担当するラスト二本に対してですが、
「数多くいたクルーのキャラクター一人一人に、わずかな時間ずつでもいいので、見せ場を与えてあげて下さい。」
という事です。
梶さんご自身も非常にこの「ガイキング」に思い入れしてくださっているのが良く伝わってきました。

その気持ちを受け、ぼくも今までの思い入れの全てを込めてラストの二本を書きました。
ローサのガリスに対する「白馬の王子様」という言葉。
ジャンやシオンといったゲストキャラクターたちの救援場面。
「鮮血の儀式」でプロイストに挑むノーザ。
そして、ダイヤから学んだ「あきらめない者が最後に勝つ」という教訓、などなど…。
今までのエピソードが書いていて走馬灯のようによぎりました。

何よりテレビアニメの初陣であるこの「ガイキングLOD」のトリを無事自分が任せられているという事に、大きな喜びを感じて執筆していました。
すでに他のライターさんは全員作業完了していたので、梶さん・櫻田さん・鷲田さんとだけで打ち合わせするという
立ち上げの頃のような人数に微妙に寂しさを感じつつもw
一気に二本を書き上げました。

作品を見て下さったみなさんに、この想いが少しでも伝わってくれれば何よりです。

とりあえず、自分的には燃え尽きました。
いや! 準備稿にあったパーフェクト大空魔竜(Sスティンガーとミラクルドリルとジャイアントカッターをつけた状態)とか、レベッカの救援とか、大塚さんがラフデザインまでしてくれたグレートの必殺技とか、やり残して悔しかった要素もいくつかあるにはあるんですが、とりあえずは、ね!!w


それでは、また来週!

(2006/09/19 三条陸)

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ガレアンのこと


新四将軍の巨人です。

最新型の巨人で一応バレオンよりも高性能なのですが、
新四将軍の黒い炎の力が前四天王よりも劣るので、
ノーザドルマンと同等ぐらいの力です。
ですが、コンビネーション攻撃で足りない攻撃力を補っています。

シナリオ上はドルマンだったのですが、よく見ると大して活躍していません。
なので作画上の手間とスケジュールなどを考えて、シンプルなデザインとしました。
ストーリー的にも四人とも無個性の方が良いので、上手く行ったかなと思ってます。

ちなみに巨人たちは、新型になる程人間に近くなっていくようにしてます。
おそらく古代のダリウス人と共にやってきたキングダリウスのデータを基に
巨人を製作したのだろうと考えてそうしました。
ガイキングのガイコツパーツは、キングダリウスの頭部のデータを基にしている訳ですね。



ところで先ほど最終回の作画作業が終了しました。
今日はゆっくり寝ようと思います。

ではこのへんで。

(2006/09/19 大塚健)
 
ガレアンのこと
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第32回「アフレコ完了!」


どーも、三条です。

この間、ついに「ガイキングLOD」の最終回のアフレコが完了しました。
全39回ですが、実質1年間の長きに渡るお仕事になり、声優さんたちには本当に「お疲れさまでした。ありがとうございます!」という気持ちで一杯です。

実は後半のアフレコはかなりの頻度で見る事ができたのです。
「LOD」の後枠の作品にもサブライターとして参加する事になったので、毎週櫻田さんたちの手間を考えてアフレコスタジオのタバックで、「LOD」のアフレコ日に次回作の打ち合わせもしていたからなのでした。
(制作プロデューサーはアフレコ時にはなんやかんやでスタジオを離れられないのです)

ここまでで培われた声優さんたちの抜群のチームワークに、ぼくは毎週毎週感動しっぱなしでした。

特に最終日に同時に録った最終回の予告編(38話につくもの)にはマジ泣きしそうになりました。
あれを一発で決めるなんて! と、神業を見た気分でした。
同時に1年間の想いが走馬灯のように………(泣)。
オンエアを見たファンのみなさんも同じ想いを抱いていただけるのではないかと思います。

田中真弓さんにも最後に
「30年間仕事をしてきたけど、こんなにいいチームに巡り会える事は珍しい。」
と言っていただけました。
リップサービスかもしれませんが、本当に心がこもっていてここでもスタッフ一同半泣き状態でした。

その後は声優さんたちの怒濤の打ち上げに突入。
いやー、激しい夜でしたw

池澤春菜さんからは
「私、ちゃんと三条さんのブログを毎週見てますから。
今日のこの場の事もちゃんと書いて下さいね!
イニシャルで書いておけば事務所とかも大丈夫ですよ。
声優T・Kはこんな事してた、とか!」
と言われたのですが…
いや…バレますよ、それ。

ちなみにその声優T・Kさんは「黒い黒い」とみんなから集中砲火を浴び、
「●●は悪い子じゃないもん!」
と絶叫しておりました。
ほら…バレますよ、これ。

そんな声優さんたちは仕事の完了後もガイキングチームによる様々なイベントを画策中!
ここまで仲の良いチームも、たしかに珍しいですよねー。
放映終了後もいろいろと楽しみが多い「ガイキングLOD」なのでした。

それでは、また来週!

(2006/09/12 三条陸)

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ファイナルドボルザークのこと


ドボルザークの完成形がこのファイナルドボルザークです。
何処が変わったかと言うと、顔に装甲がついた所と肩がとんがった所です。
ウロコメカが、あと50体位増えた感じですね。

この顔のままデスファイヤーも使えるのですが、本編中では使われませんでした。
その代わり触手攻撃が増えていましたね。

わりとあっさり倒されたのは、ダイヤが急成長したおかげなのです。たぶん。



さて、自分的には38話の作画作業も終わって、現在は最終回の作監作業中です。
どんな結末が待っているのかは、是非皆さんのその目で見届けてください!

僕も最後まで頑張ります!!   よし!!

(2006/09/12 大塚健)
 
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第31回「親子で旧作を見る」


どーも、三条です。

このブログも30回を突破しました。
いやー、我ながらなかなか良く続くもんです。
「ガイキングLOD」も9月一杯、第39話をもって完結という事になります。
自分は残りでは最終2本を担当しました。
トータル本数は39話中18話ということに。
こちらも我ながらなかなか良く書いたというか(笑)。

本編同様、このブログもいよいよクライマックスという事になりますので、もう少しよろしくお付き合いください。

さて、ご覧になった方も多いかと思いますが、この間ANI-MAXにて36時間ぶっ通しの「東映アニメーション50周年記念・特別番組」がありまして、そこで新旧ガイキングが連続放映されました。
夕刻の放送という事もあり、我が家では家族で食事中に見たのですが、10歳になる長男は今の「LOD」を毎週見ているだけで旧作をちゃんと見た事が無いのです。
こいつはどんな反応をするのかな、と興味を持って見ていました。

作品はファンが選んだ人気エピソードを一本ずつという事になっており、最初は「LOD」の1話が放映されました。
ちょうど本編でナオトが仲間になったばかりだったので、グリッターが熱くなるシーンとかはウチの子供たちにもタイムリーだったようです。
そして、いよいよ「大空魔竜ガイキング」。選ばれたエピソードは……
「地獄の月世界」!!
エエエエエエッ? 
いや、まあたしかにフェイスオープン登場回ではありますが、普通に「壮烈!地球大決戦」か「猛烈火車カッター」が来ると思ってたので、これは意外。

そして、始まったオープニングを見るや息子が開口一番、
「今のガイキングとそっくりだね…」
……うん、そりゃあまあね。同じデザインにしてるわけだし…。
微妙に納得がいかない表情です。
たぶん「今とはここが違う!」みたいな指摘がしたかったのでしょう。

そして、案の定その後は「ここが違う」のオンパレードです。
いよいよ登場した元祖フェイスオープンには、
「うわ! 顔が開いちゃったよ!」
……いや、もともと顔が開くんだよ。

クライマックスで大空魔竜が反撃するシーンでは、
「凄い! 大空魔竜にミラクルドリルがついた!」
……いや、大空魔竜につくのが普通なんだよ。

なんだか、色々やっちゃったなオレ、という気持ちになってきました。

終わってから「どうだった?」と息子に聞くと、間髪入れずに、
「昔のフェイスオープンは恐い顔だね!」
……あ、やっぱり?

それからしばらくおいて、
「………………あとね」
「うん?」
「昔のダリウス大帝はなんでオデコに口がついているの?」

……そうだね、父さんもその二つだけは一生忘れられないよ。

やはり何年経ってもインパクトのある箇所は同じなのだなー、という事を痛感した日でした。
他のアニメ作品も非常に楽しんでいたようなので、またこういう家族で楽しめる面白い企画をやってほしいですね。


それでは、また来週!

(2006/09/05 三条陸)

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バレオンのこと


すっかり忘れていました。ノーザバレオンです。
ドルマンの強化型で、ノーザ専用機です。
ガイキングのフェイスオープンと同様に、四倍の出力を出すことの出来る
チェストブレイクを装備しています。

デザイン的には旧作の四天王、北の王キラーからイメージしています。
頭とマントが一体化しいる所とかはまんまですね。
キラーと同様にオレンジ色も考えたのですが、ノーザがどんどん熱い男になって行く
と言う事が分かっていたので、あえて赤にしました。


では、このへんで。

(2006/09/05 大塚健)
 
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第30回「カイキンクについて」


どーも、三条です。

今回はカイキンクについてです。
地上に飛ばされるという危機を、炎が補給できないという事以外に明確にビジュアルでわからせられないかと考えた結果、魔竜の頭だけで飛ばす事にしました。
そこで地上版のパート1、2との合体、急造ガイキングの登場という展開にもっていったわけです。
なかなかグレートと三大魔竜のインパクトはすぐには超えられないだろうと読んでいたので、逆に最低レベルに一度落としてから、再び戦力を整えていくようにしたのです。

シナリオでは「派手な色の手足」となっていました。
完成版ではプロトゲッターのような白い手足になっています。
「LOD」では白い部分のゾルマニウムが一番弱い設定になっているので、弱そうなビジュアルも含めてこれはナイス判断だな、と思いました。

地上用の手足は武装がされていません。
さすがに日本近海で企業の持ち物でそれは無いだろうと。
この設定のおかげで、カイキンクはパンチャーグラインドとゼクターフック、カウンタークロスといった手足を使う武器が全部使えない事になりました。
うん、いいぞ。これはかなり弱そうだ。
まあ、当然真龍ハイドロブレイザーにも耐えられないだろうし。
スペリオルスティンガーが来てくれてなかったら確実に初戦で鉄獣に負けてましたね(笑)。

ぼく的に一番ヒットだったのはカイキンクという名前です。
例のカニタンクみたいに、ダイヤに「弱いガイキング」に変な名前を付けさせようと思い、濁点をとってみました。(「GAIKING」のGの部分をKに変えたわけですね。)
なにしろ世の中には「濁音」が名前の由来になるロボットがいたぐらい、スーパーロボットといえば濁点なので、これも非常に弱そうに仕上がりました。

実は声優さんたちが使うアフレコ用の台本に、たまに誤字で本当に「カイキンク」と書かれている事があったりしたのです。
その度、声優さんたちから
「あはは、これはガイキングですよねー、もちろん」
なんていう笑いが起こったりしていたようなので、今回に関しては
「今回のカイキンクは誤字じゃありません」
というところからまず説明したらしいです。

ちなみにSスティンガーと合体したカイキンクは「スペリオルスカイカイキンク」です。
なんか背中が痒くなりそうな名前ですね。

なんかグレートとは別の意味でロボット好きにはインパクトがあったようなので、印象に残るバリエーションが作れて良かったです。

それでは、また来週!

(2006/08/28 三条陸)

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お仕事のこと (その二)


現在38話の作業中です。最後のアクション回という事で
がんばっております。

この間の35話では、コンテの段階でDNをフルに使ったりして
枚数を節約するように心がけていたので、二千枚ちょい位で収まりました。

これで、38話では枚数多目に使っても良いかなー? とか思っております。

とは言っても、枚数的に13話は超えられないとは思いますが(笑)



では、このへんで。

(2006/08/28 大塚健)
 
お仕事のこと・その二
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