ガイキング
トップページ
ストーリー
スタッフ・キャスト
キャラクター
各話あらすじ
ムービー
掲示板
必殺技完全ガイド


DVD
スタッフのメッセージが読めるよ
head画像

情熱大陸日誌
情熱大陸日誌 情熱大陸日誌
陸日誌


第8回「じわじわ全国へ!」


どーも、三条です。

早朝の時間帯になった「ガイキングLOD」、いかがでしょうか?
ぼくは初めての14話の放映日は、見てから寝ました(笑)。
仕事で朝の4時に家に帰って来たもんで。

さてさて、既報の通りですが、関東圏のみで放映されていたこの作品もいよいよ全国のみなさんに見ていただけるチャンスが増える事となりました。

一つはDVD発売。
5月21日からの発売になります。
一巻のみ2話収録のスペシャルプライス2940円(税込)、以後4話収録の6090円(税込)毎月発売となります。ぜひお手にとって見て下さい。

嬉しい事に旧作の「大空魔竜ガイキング」もDVD-BOXとして6月21日に発売になります。
当然こちらもロボットアニメファンならばゲットしなければならない逸品でしょう。
今月の東映ビデオさんの新譜情報の表紙は新旧ガイキングとコン・バトラーVがズラッと並んでいて、なんか非常に胸に迫るものがありますね。

もう一つはBS朝日での放映です。
4月4日より第1話からの放映となりますが、毎週火曜日夜7時・全国放映というなんとも凄い時間帯です。
夜7時! まるで黄金期のロボットアニメのようですな!

しかも! 関東圏のファンの方にも最新情報が!
なんと今回のBS放映版では、DVD化に先駆けて
修正版の3話が放送されます!
3話は放送終了直後に数十カット以上のリテイクが完了していたらしく、早速今回の放映では新バージョンが流れるとの事。おお、凄い!
(ついでに言っちゃうと4話も手が入ってるとか。冒頭のアバンに3話の絵が入ったりしてますからね。 )

そこで今回は東アニさんにお願いして一足早く修正版の3話を見せていただいたので、特別にこのコーナーを見ているみなさんにも、画面を先行公開しちゃいましょう!

いやーこれはなかなか嬉しいですねぇ、ぼく的にも。
例えば!
戦闘後のリーさんがちゃんと笑ってる!▼

じわじわ全国へ!1

このシーン、もともとが笑ってない顔だったため「フッ」っていう笑いが冷笑に見えちゃったりしてましたもんねー。いい笑顔ですよ、リーさん。

そして、ぼく自身も修正版を見て初めて気付いたミスなんかもあり、

じわじわ全国へ!2

▲このシーン、ヒゲヒゲトリオじゃなかったのか!w
そりゃそうですよねぇ、直後の食堂のシーンでメシ喰ってるわけだし。
他のドッグのクルーをトリオの色で塗っちゃってたわけですねぇ。

このようにあれこれ相当細かく直っています。
中でも個人的に一番ツボにはまったのは、下のシーン。

じわじわ全国へ!3

▲父さんの写真がハンサムだ!
フレームにもブラシがかかってたりして、なんかリッチです。


というわけですので、BSを視聴できる方はぜひ御覧下さい。
初オンエア版のビデオを持っている方は比較してみるのも面白いかも。

じわじわ全国へ!4

▲こんな感じで、新たに追加されたカットとかもありました。初オンエア版では間に合わなかったのか、ルルとローサのカットを2回使っていたんですね。

ちなみに5話は3話を上回る修正が行われたそうなので、こちらの方はDVDをお楽しみにという事で。
そういう意味では今回のBS版が
黄色いザウルガイザーやサスページの腹話術を見られる最後のチャンス
なので、別の意味で要チェックといえますぞ、ふふふふふっ。


それでは、また来週!

(2006/03/28 三条陸)

陸日誌
大日誌


企画書のこと (その三)


えーーー、またまた、今回も企画書用に描いた時のイラストです。

なんとなくガイキングのイメージとして、巨大な敵も投げ飛ばすような
パワフルさがほしかったのでそんな感じで描いてあります。


一話の鉄獣を投げ飛ばすカットも、このイメージがあったので、
コンテを描いた時に入れました。
作画も大変良かったので、個人的にお気に入りのシーンです。

戦闘シーンは、シナリオでは結構アバウトに書いてあるので、
コンテ段階で段取りを組み立てないといけないので大変ですが、
そこが一番面白い所でもあります。(個人的にですが)

(2006/03/28 大塚健)
 
企画書のこと3
大日誌
陸日誌


第7回「ノーザンファイブライター!」


どーもです、三条です。

現在、26話を書いています。
相変わらず厳しいスケジュールですが、他のライターの方も同時にその後の話数を書かれているので、今回はそれなりに縮められそうです。

その前は16、17、18、23話をやっているので、この26話を書き上げると2クールで13本ですか。
半分かぁ…
結構書いてますねえ。

っていうか、基本的に最初の6本連続が効いてます。
まあもともと、あまりの急発進だったために番組開始当初はぼくしかライターがいなかったっていうのが真相ですが(苦笑)。
隅沢さんたちと顔合わせした時にはもう5話まで書いちゃってて、6話にかかってたんですよねー。

今回はそんな「ガイキングLOD」のライター陣を御紹介しましょう。

まずは、隅沢克之さん。
もう言わずと知れたベテラン脚本家ですよね。
隅沢さんには以前ぼくの漫画「ダイの大冒険」の最初の劇場版(テレビシリーズ以前にパイロット的に作られた短編)の脚本を書いていただいたため、その後も御活躍にずっと注目していたのです。
だから、「LOD」に来てくれると聞いた時には非常に嬉しかったですね。
隅沢さんの回はキャラが走っていて、固くなりがちな作品に躍動感を与えてくれています。

そして、長谷川圭一さん。
「ZOID」の縁で隅沢さんが呼んできてくれたのですが、自分的には平成ウルトラマンシリーズの脚本家として、あまりに慣れ親しんだ方でしたので、お名前を聞いた時には驚きました。
女性キャラクター、特にルルのストーリーを重点的にお願いしています。
重厚な作風に良く現れているように、何事にも真摯で尊敬できる方です。
それでいて14話みたいに弾けたのを書いちゃうのもスゴイですよね。
あ、ちなみに酔ってもスゴイですw
酒場の長谷川さんはこれまたサイコーに面白いです。

次は、古怒田健志さん。
これまた平成ウルトラシリーズの脚本家として、あまりに有名な方。
でも、長谷川さんの流れではなく、テレビ朝日のプロデューサーの梶さんからの御紹介だったのです。
意外なところで再会して、長谷川さんと古怒田さんがお互いに「あーーーーっ!」となってましたっけ。
それだけ縁が深いお二人という事ですね。
古怒田さんは勢いがあって、とにかくいつも元気なムードメーカーです。
最初の顔合わせの時、7話以降をどうみなさんに担当してもらおうかという打ち合わせがあったのですが、初対面だったためかみんな遠慮がちなムードだった中、ややあってから、
「ハイ! じゃあオレ、ピュリアが好みなんで8話やりますっ!」
と漢らしく手を上げて、状況を打破したのが古怒田さんでした。
年齢もぼくと同じで話の合う方です。

トリは、三ッ浦孝さん。
古怒田さんと同じく梶さんの御紹介で来られた方です。
脚本だけでなく映像関係の仕事もたくさんやられていて、ぼくが知っていたのも某特撮作品の監督でした。
三ッ浦さんは作品のバックボーンの部分に非常に力を注いでくれる方で、リーの過去話の9話でも色々な設定を考えてくれました。この回で三ッ浦さんが書いた反乱軍のキャラクター・ブライ親子などはこの後も度々登場する事になりましたし、作品に奥行きを出してくれています。
今度は22話の登板になります。みなさん、お楽しみに。

と、いうわけで、これにぼくを加えた5人のメンバーが「LOD」のライターチームであります。
なかなか個性的な顔ぶれというか、凄い布陣ですよねー。
「ガイキング」の仕事をやろうと決断しなかったら、この方々にも出会えなかったかもしれないわけですし、人の縁は面白いなーと思います。

ですから、隅沢さんの7話で北方五騎士が出てきて、名前を頼まれた時にも、もうこの5人の名前にしちゃえと思い、ライター陣の名前をもじりました。
・リック=陸
・ミーシャ=隅沢
・コドル=古怒田
・ウーラ=三ッ浦
・ケイン=圭一
というわけです。
結果的に長谷川さんが一番美味しい役になっちゃったわけですが(笑)。
「こんだけの顔ぶれが集まったら、もうお役御免かもなー」とか思って、最初に死ぬ奴をリックにしといたんですけど、幸運な事にここまでやって来れてます。
今後もみなさんの力を借りまくりつつ、がんばっていきますのでよろしくお願いします。


あ、そうそう!
実はこの他にも24、25話はすんごいゲストが書かれるんですよ!
時期が来たらこの場で即お知らせしますから!
いや、これは腰抜かすよ、マジで!

(2006/03/21 三条陸)

陸日誌
大日誌


企画書のこと (その二)


すんません。
今回も企画書用に描いた時のイラストです。
とにかく巨大感が出れば良いなぁと思いながら描きました。
パース適当ですね・・・  

本編では、ダリウス界に行ってからは見覚えのある対比物があまり無いので、
巨大感は表現し辛いですね。

逆にまわりに対比物が無ければ、スピード感のある戦闘に出来るので、
それもまた良いかなと思います。

(2006/03/21 大塚健)
 
企画書のこと2
大日誌
陸日誌


第6回「すごいよ!シズカさん」


どーもです、三条です。

放映時間の仕切り直しのこのチャンスに、なんとかスケジュール回復するべくスタッフ一同頑張っております。

「ガイキングLOD」のシナリオ作業は23話まで完了し、すでに3クール目に突入しております。
ちなみにこの23話、ぼくの担当回でした。
6話以来久々のシズカさんメインの話です。

このシズカさん、女性キャラクターの中では一番人気があるみたいですよね。
一番人気があるっていうか、特に濃ゆい人たちの支持が厚いというか(笑)。
やはり細田監督の気合いがファンに伝わってるって事なんでしょう。

とにかく、監督のシズカさんに賭ける熱情は凄いのです。

なんといっても彼女の特徴というと、あのメイドキャラのような外見でしょう。
なのに、性格は超姐御肌なんですからねー。
おおよそ、一般的なメイドキャラの基本属性と真逆です。
あのデザインを見た時にはぼくも本当に驚きました。

その日、キャラデザインの山崎さんのラフ画を持って、監督が力強く言い放ちました。
「シズカはこんな感じで行きたいんですよ!」
それがズバリ、今のシズカさんのデザインだったのです。
ぼくはええっ? となって、
「いや、一応メカニック担当でお姉さん系なんですから、こういうメイドさんっぽいのは変なんじゃ無いんですか?」
と言ったのですが、普段は温厚でまさに「寡黙なプロフェッショナル」という感じの細田監督が、この時ばかりは別人のように激しいのです。
「その変な感じが狙いなんです! 普通のデザインだと他のキャラに埋もれてしまうんですよ。シズカは艦の中でも特異な存在ですから目を引かないと。」
なるほど、一理ある。
でも、まあ他の案も考えてみて下さいよ、という感じでその日は終わったのですが…。

数日後、監督がまた山崎さんの絵を持ってきて、言い放ちました。
「やっぱりコレで行きたいんですよ!」
同じだ! しかもなんか前と横と後ろ向いてる!
明らかにこれ設定書用のラフっぽい!
心の炎でもう決めちゃってるよ、監督!
監督のパワーに押され、なんかぼくも納得してきてしまいました。
明らかにメイド的に見える派手な色は避け、渋くて格好いい色にしようという話になりました。
「白とかいいかもしれないですね。」
「ああ、白ね! なるほど!」

こうしてあのシズカさんが誕生したのでした。
本編で見るとやはり妙に目立つというか、ちゃんと気になるから不思議です。
監督の計算通りというところでしょう。

あ、当然ですが、23話は細田監督自ら担当されますからご期待下さい。
この間、プロデューサーの櫻田さんにも
「細田さん、なんでシリーズディレクターがシズカの話のコンテ切ってるんですか?
もっと他に重要な回あるでしょ〜?」
と突っ込まれてましたが、監督は全く動じずさらっと一言。
「いや? ローテ通りでしょ……?(微笑)」

漢だ! 細田監督!!

(2006/03/14 三条陸)

陸日誌
大日誌


企画書のこと (その一)


スティンガー、サーペントときて、次はカニタンク…じゃなくてクラブバンカー
の筈でしたが、色付きイラスト描いてる隙間が出来なかったので、
今回は企画書を描いた時のイラストです。

いつ描いたかは思い出せませんが、
東映でガイキングのパイロットを作るという事になったとき、
ロボ担当として依頼されました。
確か、キャラ原案の中鶴勝祥さんが推薦してくれたのだと思います。
依頼があった時は嬉しかったなぁ。

とにかく、東映のスーパーロボット物に関われるのならば、
たとえパイロットだけで終わっても悔い無しって感じで、
イラストを何点か一気に描きました。今回のはその中の一つです。
まだいくつかありますので、また紹介したいと思います。
 
(2006/03/14 大塚健)
 
企画書のこと
大日誌
陸日誌


第5回「13話にビックリ!」


どーも、三条です。

いやー、物凄かったですね、13話!
いまだに興奮が冷めません。
あんな超豪華作画陣が一つの回に結集しているなんて……!
業界のロボ好き・ガイキング好きが損得勘定抜きで集まった感じでしたね。
とにかく演出から作画から演技から、何から何まで尋常でなくテンションが高い!
ホント、エエもん見せていただきました。

んで、今回登場した「真龍ハイドロブレイザー」の前口上でダイヤが最初に言っているのはなんなの?
という質問を何人かにされたのでお答えしておきますが、あれは、
「拳峰(ケンホウ)リー・ジェンシン直伝!」
と言ってるんですね。
これはリーの拳法の流派の称号をあらわしていて、相撲の「横綱」とか「大関」みたいなものです。
頂点の人は「拳聖」とか言うんでしょう。
リーは地上で魔獣に襲われた時にはまだ少年だったわけですが、すでに称号をもらうほどの達人だったという事になります。
実は9話の冒頭のアバン部分でもすでにリーが「拳峰・真龍の型!」と言っているんですが、字面で見ると格好いいんですけど実際に声優さんが口にすると、
「拳法」にしか聞こえないという罠
がありまして(苦笑)、実は「LOD」のネーミングで「しまったなー」と思っているものの一つであります。
ここらへんに普段カッコ良さげな漢字にルビ(フリガナ)をつけて、造語を作りまくってる漫画原作の癖がモロに露呈してますな。
人間が口にした時の音を考えて名前をつけたり、台詞を考えたりしなければいかんですよね、テレビは。

あと、一応「真龍ハイドロブレイザー」はフェイスオープン状態でなくても撃てます。
(今後そういう回もあります)
オープニングでもちょっとやってますよね。
もちろん威力はフェイスオープン時よりもかなり劣る事になりますが。

ちなみにフェイスオープン時には炎の攻撃と物理的な攻撃しかできなくなるので、ザウルガイザー、デスパーサイト、ボルトパライザーは使えなくなるという設定です。
一応、上顎は残っているのでキラーバイトも使えるんでしょうけど、あの状態のガイキングが噛み付いてきたらちょっと怖すぎますよねー。


それでは、また来週に。

いよいよ、3月19日からは日曜日朝6時半からの放映です!
みなさん、お忘れなきように!
トップバッターは長谷川圭一さん脚本の14話「遊園地バトル! ローサの休日」!
副長がいかに婚期を逃したかがついに発覚……?!
あの超有名な●●●●●●●●●●●●も出るぞ!

(2006/03/07 三条陸)

陸日誌
大日誌


サーペントのこと


サーペントは、前作のネッサーにあたるガイキングのサポートメカで、
首長竜をモチーフにしてデザインしています。
ガイキングと合体してバスターガイキングとなります。

変形はかなり単純ですね。おもちゃが出るなら首のは
パーツ取り外しになる感じでしょうか。

おもちゃ出ないかなー。
 
(2006/03/07 大塚健)
 
サーペントのこと
大日誌
最新の日記
▼BackNo. 2006-082006-072006-062006-052006-04・2006-03・2006-02
ページトップへ