ガイキング
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情熱大陸日誌
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第16回「またもサプライズゲスト!」


どーも、三条です。

第23話「サコン脱走!? 静に迫る暗殺部隊!!」見ていただけましたか?
そして、驚いていただけましたか?

そう、シズカの母の役であの小山茉美さんに出ていただけたのですよ!
小山さんといえば言うまでも無く、元祖「大空魔竜ガイキング」のヒロイン・フジヤ
マミドリを演じられた方! しかもあれがデビュー作だったのです。
今回のシナリオを書いた際に、ラストシーンのシズカの母を小山さんにお願いできな
いか、という事を櫻田さんに熱望したところ、なんと見事に実現されたというわけな
のです。
いやー、言ってみるもんだ!

もう、自分的には放映前にこのコーナーで書きたくて書きたくて仕方なかったわけで
すが、「シズカの回で小山茉美さんが出るよ!」って書いちゃうと、どう考えても
オチまで丸わかり
という感じがしたので我慢していたのです。
ああ、すっきりしたぁ………!

「他でも無いガイキングなら」という事で出演を快諾して下さったという小山さん。
旧作への愛着が感じられます。一ファンとして、ぼくも非常に嬉しいです。
6月25日には旧作のDVD-BOXも発売になりますので、みなさんもこれを機会にぜひ御
覧になって下さい。
小山さんの元祖「ガイキング・パート1、パート2! ゴー!」が聞けますぞ。

それにつけてもこの「ガイキングLOD」、なにか最近非常に作品に勢いがあるという
か、「やっちゃえやっちゃえ!」みたいな雰囲気がスタッフに溢れてる感じがします
よね。
くどいようですがマスコミの情報露出等も少ない作品ですので、くれぐれも毎回お見
逃しのないように!
今後もこういうサプライズが予告なく突然襲いかかってくるでしょうからね!

次週から2回はいよいよ井上敏樹さんの超絶前後編の登場です!
祭り必至!
しかも、梶さんに聞いたところによるとこの日は「仮面ライダーカブト」も井上さん
回!
他局の某アニメも含めるとなんと一時間半も井上作品が放映されるという日曜日です。
くり返すけど、祭り必至!!
乗り遅れるなよ、みんな!!

それでは、また来週!

(2006/05/23 三条陸)

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対比のこと


今回は、メインメカの対比表です。
ガイキングを基本として、各サポートメカを割り出しています。
このように描いてみて、バンザが意外に大きいのが分かりました。
とてもスティンガーに三機もくっつきそうもありません。

まぁ、そんな時の合言葉、「ウソだけど」です(笑)
ウソだけど、小さめに描いといてください。 みたいな。

えと、あまりウソつかない様にはしていますけどね。ホントだよ!

ただ、黄色いザウルガイザーはウソとかいう問題ではなかったなぁ
今となっては笑い話ですけどね。

ではこの辺で。

(2006/05/23 大塚健)
 
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第15回「ガイキングNEOについて」


どーも、三条です。

最近良く聞かれるのは今回の「ガイキングLOD」のパイロット版である「NEO」の事です。
これはブログの第2回で書いた通り、東京国際アニメフェアの東アニブースでのみ一般公開されたものです。

内容的には、ほぼ現行の作品の設定のままです。
ガイキングを今回のデザインに修正して「LOD」のオープニングにも使われています。
あのラストの一連のガイキングのアクションシーンなどがそうです。

一番の違いは大空魔竜とガイキングのデザインです。
海洋冒険物風ということで、デザイン的にも西洋甲冑風のディティールが入っていたりしました。
また両肩にはゼクトアンカーという巨大錨がついていました。

大空魔竜の方も腹部に洋船の舳先のような部分があったりしました。
また、パート1パート2が外付けパーツになっていたのも特徴の一つです。

しかし、このデザインが作画の面倒さからも、旧作への思い入れからも両面でアニメーターさんに評判が悪かったため、テレビシリーズでは多少のデザインアレンジを加えつつもほぼ旧作通りの大空魔竜とガイキングに落ち着いたわけです。
(おかげで「旧デザインなら描きたい!」というアニメーターさんも多数集まっているとか。 )
ゼクトアンカーもゼクターフックとなり、内蔵式ですっきりとしました。

キャラクターデザインは中鶴勝祥さんでした。
もともとぼくを「ガイキング」に推薦してくれた人だったわけですが、まさかぼくが「はい」と言うとも思っていなかったようで(笑)、顔合わせをした時には苦笑いをしていました。
お二人の山崎さんのテレビ版でも、パイロットに出ていたキャラに関しては中鶴さんのキャラクターをベースにアレンジして描かれています。
あ、ちなみにテレビ版では山崎健志さんが主に大空魔竜側、展義さんが主に悪側のキャラクターのデザインをされています。
最初は櫻田さんたちが「善の山崎さん」「悪の山崎さん」と呼んでいるのを何事かと思って聞いていましたよ。
「悪の山崎さん」って一体ダレ……? ってw

設定的にはヴェスターヌとプロイストの軍団が逆になっています。
西の軍団が無限艦隊で、東の軍団が鉄獣兵団でした。
ヴェスターヌの「性格は厳しいが、全軍団に平等に協力するプロフェッショナル」という設定を表現するために最初は運び屋の無限艦隊を担当させていたのですが、テレビ版の会議中に「そういう縁の下の力持ちっぽい役所はむしろプロイストの方が正体が割れた時に効果があるのでは?」という意見が出て、逆にする事になったのです。

ぼくはこの「ガイキングNEO」で初めてアニメのアフレコというものを直に拝見しました。
声優さんの生の演技に感動したのを今でも良く覚えています。
ダイヤ役は桑島法子さんでした。
中鶴さんの絵柄もあいまって、テレビ版のダイヤよりもやや幼い印象になってましたね。

このパイロットがあったからこそ番組も決まったわけですし、クオリティの高い絵がオープニングで流用できたからこそ1話は本編にあれだけの力を注げたという事にもなります。
結果的には今回の「ガイキングLOD」の生命線ともいえるフィルムだったわけです。

そうそう、櫻田さんと以前「『ゲッターロボ』のオープニングはあまりにパーフェクトだけど、誰がコンテを切ったんだろう? 」という話になったのですが、最近当時のスタッフの方に聞いたところ、あれもパイロットの流用だったらしいのです! どうりで「ゲッター」のオープニングって妙にストーリー性があるわけですよねぇ。
実は
東映アニメの伝統通りの作り方
だったわけですよ、「ガイキングLOD」も!

「NEO」が見たいという声も良く聞きますが、なにしろパイロットフィルムですので、みなさんに「LOD」のDVDをバンバン買っていただいて、東映ビデオさんにバシバシ映像特典化希望の手紙でも送っていただくしかないかと思います。
そこらへん、ぜひぜひよろしくッ!!!

それでは、また来週!

(2006/05/16 三条陸)

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大空魔竜内部の秘密のこと


皆様すいません。本編の方が大変な事になって来たので
イラストを描く余裕がまったくありません(泣)

と言う事で、
今回と次回は、設定の一部を紹介する事になりした。
大空魔竜の内部にどのように何が収まっているのかの説明図です。
かなり初期の頃描かれた物なので、結構適当です。

広く開いた空間のほかに、黒く塗りつぶされている所も色々詰まっています。
居住区がかなり広い空間になってますが、勿論居住区以外の色々な部屋が
沢山詰まっているわけです。

格納庫は、立体駐車場をヒントにしています。
ドックが広いのは、発進までのカタパルトの
長さが欲しかったからです。
旧作はカーブまであって、凄く長かったですよね(笑)

第二格納庫にカニタンクが描かれていますが、最初はココに置いておくつもりだったようです。
ココにおいておけば、バンザが尻尾に移る事も無かったでしょうに・・・


ではこの辺で。

(2006/05/16 大塚健)
 
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第14回「47人の背番号について」


どーも、三条です。

今週は大空魔竜のクルー47人の背番号についてです。

47という数字と背番号のどっちが先に思いついたかというと、実は背番号制で行こうというアイデアが先でした。
母艦から出撃していくタイプのロボなので出撃の際の決め台詞がまず欲しかったのですが、もともとのそれ系の草分けが他ならぬ「大空魔竜ガイキング」である(女の子のナビで母艦から発進する初のロボット!)にもかかわらず、今ではこれの王道というと「ガンダム」シリーズになっています。
「ガンダム」の発進シーンの「アムロ、ガンダム行きまーす!」の「アムロ」の部分を、どうにか別のものに変えられないかなと思ったのがきっかけです。
クルーに登録ナンバーとかがあればいいのではないかな、と。
そうすればダイヤが新入りだというのも一目瞭然ですし、物語の中でだんだんと明かされていけばおおよその人間関係の時間軸も見えてきます。

ここまで考えて、ダイヤのナンバーを決めるためにクルーの総数を決めなければいけなくなりました。
手持ちの昔のガイキング図鑑を見ると、旧大空魔竜の搭乗クルーは67人であったようです。
不思議な炎の力で動いている、という設定なのでこれよりはもう少し少なくても大丈夫だろうと。
そこで赤穂浪士の四十七士にひっかけて47人となったのです。
ガリスはダリウス大帝への反逆者という事で、討ち入りのイメージが強かったのでしょう。
あとは単純に「フォーティセブン」という言葉が格好良かったというのもあります。

一応おおまかな全員の番号(仲間になった経緯)、設定などは考えてありますが、最終回までに作中でフルに公開できるかはまだわかりません。
もれたキャラが出たらその時には完結記念でこのHPに公開しましょうかね。
細田監督に聞くと設定書的には名前の無いクルーも入れるとすでに40人近くはいるらしいですし。

現状でわかっているのは以下のメンバーです。

ローサ  11
リー   14
ピュリア 23
ヤンマ  27
ハッチョ 28
ブビィ  29
ディック 44
ダイヤ  47

ディックは前にいた時期などを考えつつ、ダイヤの直前で格好良い数字という事で決めました。
死神ということで4並びというのと、44マグナムのイメージですかね。

基本的にわかるのはパイロットばかりになりますが、これからの展開で大空魔竜反逆の謎も少しずつ明かされてきますので、その中で判明する者もいるかと思います。
忘れた頃にちびりちびりと出てきますのでよろしく。

ちなみに前述の旧ガイキングの図鑑にはクルーの名前が全部書いてあるのですが、機関部にハインリッヒ・アルベルトという人がいるのが気になります。
この人は絶対に
全身に武器が内蔵されたドイツ人ではないか
と思うのですが。
あと、通信部にいるジェフ・トレーシーという人も5人ぐらい子供がいて島に住んでる大金持ちっぽいです。

「LOD」の名前の無いクルーにも、このぐらい強烈な名前をつけてあげたいですな(笑)。


それでは、またっ!

(2006/05/09 三条陸)

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ドルマンのこと


炎の力を最大限に発揮できる、最新型のダリウス巨人です。
ノーザレベルでないと扱えないらしいです。

ノーザは、ノーザ・ドルマンに自分と同じような装飾を着けて使っていて、
剣も、自分と同じ形のものを使っています。
背中から謎のシステムで、剣を出し入れする事が出来ます。不思議です。

ガイキングに敗れた後、装飾を気にせずに機能だけをパワーアップした
ドルマン改に乗ります。

13話でのドルマン改は、実は性能も炎の力もガイキングを上回っていたのですが、
ダイヤの気迫に己を見失い、最後の最後でミスをしたのでした。
あの時、真龍ハイドロブレイザーを避けてから炎の玉を撃てば,勝てたのに…
(横から見たアングルのカットを見ると、炎の玉は明らかにノーザのほうが大きいのです)


さて、デザイン的には、人型に一番近い巨人という事にしてます。
超人みたいな感じですね。
昔のロボットアニメでは良くこのタイプのロボも出てきました。
ノーザ・ドルマンは、パイロット版のロボを少し変えて使っています。
O.Pに出てくるムラサキの巨人がそれです。見比べると面白いかも?
ドルマン改は、上半身が悪魔な将軍で、下半身はガ・キーンです。
全体的には変態っぽくまとめました。
作画であんなにカッコ良くなるとは思いもしませんでした(笑)


ではこの辺で。

(2006/05/09 大塚健)
 
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第13回「涙のキルジャガー」


どーも、三条です。
今週は予告通り、ディックについて書きましょう。

敵味方を活性化しようという目的で考えられたのが、ディックとプロイストです。
特にディックに関しては「もっと男児層に興味を持ってもらえるように」という意図で登場したキャラクターでした。
スタッフはこの時点ですでに日曜の朝に移動する可能性が高いと聞いていたわけです。
この時間帯は前の時間よりはるかに多くの子供たちに見てもらえそうな枠なのですから、そうした新規層にアピールしたいと。
基本的に「ガイキングLOD」はダイヤの単独ヒーローものなので、幅を持たせようという話になりました。
サブヒーローとしての新キャラクターを登場させ、ダイヤの生き方を否定させる事により逆に主人公の立ち位置を明確化しようという試みです。
また13話までで大空魔竜のクルーの人間関係が完成してしまっているため、さらに視聴者の次なる興味を引ける役所としてジョーカー的なキャラクターが必要だった、という部分もあります。

イメージしたキャラクターは「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョ二ー・デップが演じた海賊ジャック・スパロウです。
「LOD」が海洋冒険物風ということと、危険な切り札という事で。
ディックという名前も「デップ+ジャック」から命名したものです。
彼の顔のマーキングも映画の中でジャックの目の下の「クマ」にインパクトがあったため、キャラクターデザインに組み込んでいただきました。あれは一応ダリウス人風にメイクしているという設定です。

勝利後の決め台詞もギャンブラーという事で「バッドラック!」にしました。
気がつけば日曜朝は「グッジョブ!」が乱れ飛んでいるのでw、逆を行けてちょうど良かったかなと思ってます。

そして、ディックのマシンをどうするかでは、かなりの時間を費やしました。
前提として出ていたのは陸戦機である事。
やはりスティンガーやサーペントのように上空を飛ぶメカだとどうしてもガイキングと一緒のフレームに入りにくく「共に戦っている」という感じが出ずらいのです。
ディックは単体でフィニッシュを決められる、準ガイキング的なマシンに乗っていないといけないだろうという話になりました。
そこでディック用の単体ロボ、あげくにはスティンガーらに代わって旧作のスカイラー・ネッサー・バゾラーが登場して合体するロボ(大塚さんのコーナーにある、あのラフです)など、様々なアイデアが出たのですが、結果陸上動物型で行く事になりました。
「ガイキング」で四つ足動物メカというともうデビルジャガーしかない! というイメージがあったので、名前もほぼ踏襲しキルジャガーとなりました。
ガリスが独断で戦えるキーマンとして呼び戻したという展開ですから、多分合体してガイキングを強くするのではなくガイキングからパスを受けて敵を倒すファンタジスタなのだろうと。そこでハイドロブレイザーを吸収すると口からの炎がデスファイヤーに強化される、という設定にしました。デスファイヤーは旧作ではフェイスオープン・ガイキングの決め技ですから、それがついていればもう間違いなく強力なメカになるはずです。

そんな流れで、大塚さんとデザインの打ち合わせをしました。
ザウルガイザーを持たせる事はこの時点で決まっていたのですが、ディックが片目を隠しているデザインなのでキルジャガーにも眼帯のようなパーツをつけ、ここが開くと左右の目が赤と青でザウルガイザーが出る、というアイデアを大塚さんが提案してくれました。おお、それは格好いい。
「でもねぇ、心配な事もあるんですよ。四つ足動物の動きって上手く描けるアニメーターさんが限られちゃうんです。本編で格好良く見せられるかなあ。」
と、その場で大塚さんは言っていたのですが……。

そして、できた作品は御覧の通り。

第17話「敵か味方か!? 危険な新戦力!」
メカニック作画監督 大塚健

ひゃーーーっ…… …大塚さんが……自分でっっ………!(汗)
たしかにこれ以上上手く描ける人はいないっ…!

おかげさまで非常に格好良い初陣となりました。
ありがとうございました、大塚さん(涙)。

この回から狙い通り男児層の視聴者も増えているようなので、プロイスト同様効果のある新キャラだったと言えると思います。
今後ともディックとキルジャガーのかき回しっぷりに御注目下さい!


それでは、またっ!

(2006/05/02 三条陸)

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ダリウス巨人のこと


ダリウス軍の中でも、黒い炎の強い者だけがなれるエリートが、巨人師団です。
ダリウス巨人はその巨人師団の一人一人に与えられる専用の巨人です。

今回はそれぞれの巨人の基本形のラフ設定です。
左から、ドルマン、レンテス、ゼルンガです。

この、基本形の巨人に、乗り手がそれぞれ装飾を施し、専用の巨人とする訳ですね。

この三機の巨人にはそれぞれ特徴があるのですが、
それは今後説明させていただきます。

巨人は僕のほうでクリンナップまでやっていますが、魔獣と鉄獣は、ラフまで描いて、
その後は作監さんにクリンナップしてもらっています。
東映では、各話設定を作監さんが描く事になっているらしいのですが、
世界観の統一のため、ラフだけは描かせてもらってます。


では、今回はこの辺で。

(2006/05/02 大塚健)
 
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