ガイキング
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情熱大陸日誌
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第21回「うちわでハッピー!」


どーも、三条です。

第3クールに入って異様に盛り上がりを見せる「ガイキングLOD」!
激動の27話はいかがでしたでしょうか?
長谷川節、全開! という感じだったでしょう!
でも恐ろしい事に来週も放映はお休みなのですよ。
これでまた1週間じらされるのは耐えられないでしょう?
ぼくも耐えられませんw

さて、こうした本編のヒートアップに合わせてか、ここへ来てだんだん「LOD」関連の商品化が進んでまいりました。
なんといっても大きいのはバンダイさんからいよいよ発売される「超合金LOD版ガイキング」です。
ディティールも新作のリニューアル設定に合わせた、こだわりの逸品になっているようです。
これで超合金魂の旧ガイキングに強化型の顔をつけて、なんとなくLOD気分で遊んでいた日々ともオサラバです! みなさんもぜひぜひ御購入下さいっ!!

その上、聞いた話では他にももろもろ商品化の企画が上がっているようです。
中には「ええ、そんなのマジで出すの?」っていうのもあったりして、なんとか実現して欲しいなーと思っとります。

そんな最中、ちょっと東アニさんに用事があって立ち寄った時、長年お世話になっている版権部の方が「暑いでしょ〜、ど〜ぞ」と言って、こんなものを………。

021r1

うおっ! これ、ナイス!!
なんと「ガイキングうちわ」ですよ!
なんかこれで扇ぐと
炎の力でよけいに熱くなりそうな気もしますが
すんげー嬉しい! あまりに気の効いた差入れに大興奮っ!

真ん丸なのは小型のタイプで裏は白。
もう一点、普通サイズと言うか、大きいタイプももらっちゃいました。

021r2

なんかえらくカッコイイぞ、このガイキング!
これの裏面は小さい方と同じ絵柄です。

いやー、これを「仮面ライダーカブト」とか「ふたりはプリキュアSS」のうちわと一緒に入荷してくれる男気のあるお店は全国に何件あるのでしょうか?
見かけたら、みなさんも即刻ゲット(死語)ですよ。
夏のイベントで扇ぎまくって、布教活動に使って下さい!


しかし、うちわ一つ発売されただけでこんなにもハッピーな気持ちになってしまう「ガイキングLOD」。
近年稀に見るポジションの作品と言えますよねぇ……。
おそらく、今、東アニさんに商品化の企画を持ち込めばフィギュアだろうが、ムックだろうが、
ほぼ実現化してしまいそうな気配
を感じます。
もう何よりスタッフ自体がアイテムに飢えていて、力がありあまってる感じしますしね。

メーカーさんも出版社さんもチャンスは今っ! って感じですよ。

と、無責任にうちわで炎を煽りつつ、
では、また来週!

(2006/06/27 三条陸)

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天空魔竜のこと


大空魔竜に対して圧倒的なスピードで上回るプロトタイプの魔竜です。
空中戦で最も力を発揮します。
そのスピードと共に繰り出す腹のジャイアントカッターは、
かなりの攻撃力です。

大地魔竜同様ジャイアントカッターを装備していると言うのが
初めから決まっていたので、そこからデザインを考えました。
鉄獣に近い存在と言う事で、鉄獣っぽくなってます。
ただ、鉄獣との差別化のために色は派手目にはしてありますね。
基本的には大空魔竜の色に近い色を選んでます。

今回のイラストは、設定のポーズ参考です。
なるべく生物っぽくなるように描いてもらうようにしてます。


では、この辺で。

(2006/06/27 大塚健)
 
天空魔竜のこと
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第20回「忘れじの26話(後編)」


どーも、三条です。
前回の続きです。

アフレコ直前の26話を襲った新たな問題、それは音楽でした。

本編を見ていただいてお分かりと思いますが、プロイストと新魔竜のキャラ立てとしてクラシック音楽を戦闘に使うようにしていました。
ところがこのクラシックというやつが、意外と作品で使用するのが難しいのです。
てっきり著作権が終わっているものとばかり思っていたのですが、テレビで使用できるレベルのものとなると今度は「演奏権」という演奏者の方の権利が発生してしまうわけです。
オンエアできて、ソフト化もできて、海外輸出の時なども変えなくて良い曲というと非常に限られているのだとか。
しかも、そうした使用可能な曲はほとんどが穏やかな曲ばかり。要するに大金持ちのキャラが屋敷でお茶を飲んでいるようなシーンにかかる感じのものしかないわけです。
誰でも知ってる音楽家のもので、プロイストが好みそうなダイナミックな曲が見つからない!
でも、シナリオではダイヤが「学校の授業とかで聞いたような…」とか言っちゃってて、しかも大地魔竜の戦闘シーンにかかる!
そこで最悪の場合、アフレコ直前にダイヤの台詞などを変えなければ、という事態になったわけなのです。

しかし、土壇場でドボルザークの「新世界より」が使える事が判明!
この曲名などがフィックスしたのがなんとアフレコの前日!!!

当然、台詞の微調整などが発生するでしょう。
細かい部分で帳尻があっているかがとても気になったので、翌日のアフレコ後に中入りパーティーがある事もあり、ぼくは26話のアフレコを監督と一緒に開始時間から拝見する事にしました。
アフレコを頭から見たのは、なんと1話以来です。

無事に完了した時にはほっと胸をなでおろしました。まさに滑り込みセーフ感覚。
何から何まで超慌ただしかった、まさに忘れがたい回でしたねー。

完成した作品は大地魔竜とバルキングの迫力ある作画・演出、ばっちり決まった「新世界より」、ダイヤとノーザの熱いやりとりなど、見どころが多い回に仕上がっており、結果的には「ああ、これが2クールの締めの作品で良かったな」と思えるものになりました。
スタッフのみなさんも本当にお疲れ様でした。

しかし! それを櫻田さんに言われるのは微妙に納得がいかないんだよなー。
この間も24話のオンエア後、食事に行った時に、
「ほら、ぼくの言った通りだったじゃないですか。あれで正解ですよ、26話。
だってネットとか見てると、
誰も『プロイストが何掘ってたのか?』って話題にしてないもん!」
って、けろっと言うんですよ………。
なんかもう、
「…おまえの言う事は正しい。
……だが! 気にくわない!!」(by 井上敏樹)
って気持ちになってしまいましたよ、ぼかぁ。

ま、結果オーライって事で、いっか! と。

でも、いつかどこかで櫻田さんには逆襲してやらんとな……(ニヤリ)。


では、また来週っ!

(2006/06/20 三条陸)

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大地魔竜のこと


大空魔竜に対して圧倒的にパワーと火力で上回るプロトタイプの魔竜です。
陸戦で最も力を発揮します。
あまり早く移動できませんが、一応空も飛べますよ。

ミラクルドリルを装備していると言うのが初めから決まっていたので、
そこからデザインを考えました。
ドリルを支える重量級のボディと言う事で、どっしりと安定感のある
スフィンクスをイメージしています。

何だか某木馬にも見えます(笑)

この魔竜は鉄獣に近い存在と言えます。
コントロールするには、今のところクラウングリッターが必要なのですが、
通常は乗組員無しで行動可能です。
ちなみに、一応ブリッジなどもあるので、兵隊さんが乗り込んだりも出来ます。

では、この辺で。

(2006/06/20 大塚健)
 
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第19回「忘れじの26話」


どーも、三条です。

第26話「悪夢の序曲! よみがえる大地魔竜!!」、いかがでしたか?
この26話、自分としてはかなり忘れられない作品です。

なにが忘れがたいって、最初シリーズ構成に無かった話だからです。
後から追加して書いた話なんですね、これは。

実はシリーズ構成的には井上さん、長谷川さんによるダブル前後編を想定していて、24話が大地魔竜、25話がバルキング、26話が天空魔竜、27話はライキングがそれぞれ登場する予定だったのです。
井上さんの作業と同時に長谷川さんも26、27話を執筆されていて、こちらも順調に進行中…というところでした。
井上さんもシナリオの初稿では前編で大地魔竜を、後編でバルキングをちゃんと活躍させてくれていたのですが、
なにしろ話があの物凄いアレですから!w

井上さんの初稿アップ時、打ち合わせに行くと櫻田さんがぼくを待ち構えていました。
「あのですねぇ、三条さ〜ん。
この井上さんの前後編に大地魔竜とバルキング出しちゃうと、みんなピンクのカバの印象が強烈すぎて、それしか頭に残んないと思うんですよ。」
「あー、たしかに。それはぼくもそう思いましたよ。
井上さんのシナリオがインパクトありすぎるんですよねー。」
「だからですねぇ……長谷川さんの天空魔竜前後編の前にもう一本、急遽大地魔竜編を作って入れるのがベストなんじゃ無いかと思うんですけどねぇ、ぼくはぁ………。」
「うん、たしかにね……………
(……………んんっ?!)」
………なんか話の流れがヤバいような気がするぞ…。 それにそもそも、櫻田さんの喋り方の語尾が妙にねばっこく伸びる時は、無理な相談が来る事が多い!

しかし、遠回しな会話に耐えかねてついに自分で話を切り出してしまう、ぼく。
「…………この会話の流れは……
………『ぼくが書く』っていう流れになってますよね…櫻田さん。」
その瞬間、櫻田さんが満面の笑みでうなづいたのでした。
くっそー…「よしよし、自分から言わせたぞ」って顔に書いてあるよ………。
一ヶ月休めると思ってたのになぁ……。

とゆーわけで、びっくりするぐらいのハイスピードでプロットからシナリオまでこぎつけたのが、この26話なのでした。
まあ、番組が始まった時のペースを思えば、余裕ある方ですけどね(苦笑)。

プロイストとディックという曲者キャラを再び押し出しつつ、メインはダイヤとノーザを描こうと決めました。前後の流れから逆算して、もうこれしかあるまい! という感じの内容なので、逆にあまり迷う事もありませんでした。
井上さんの回では大地魔竜をチラ見せだけにしてもらい、ギャグ編に徹してもらいました。
そして、長谷川さんの回は27、28話という事になりました。

すさまじい迅速さで決定稿を出し、なんとか無事に納品した第26話。
そのまま29話が古怒田さんに依頼され、その後のシナリオ作業も順調に進んでいきました。

ところが! アフレコが近付いた時期にまた再び問題がぼっ発!
「これだとぉ……シナリオの内容を直さないといけないかもしれませんねぇ……。」
再び長くなる櫻田さんの語尾!
えええっ、どうしてぇっ?!


…………というところで、続きは次回に!
別にもったいぶる必要は無いのですが、ただなんとなく井上さんとか長谷川さんみたいに前後編風にしてみたかったのです、ぼくもw

んじゃあ、また来週!

(2006/06/13 三条陸)

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バルキングのこと


ガイキングに対して圧倒的なパワーを見せ付ける同型機と言う事で、
骨太のダサカッコイイラインを狙ってみました。
プロトタイプなのにガイキングより強いのには勿論理由があります。
それは本編で明らかになる事でしょう。

バルキングは、放送初期の頃から既にラフは上がっていたのですが、
設定として完成したのは結構最近です。
ガイキングと同等の設定数が必要なので大変でした。

ラフの段階では、バトルタンクモードと言うのもあったのですが、
本編中で使わない事が分かったので、無しになりました。
その分武装が強化されています。


さて、また忙しくなってまいりましたので、
今回は、設定のポーズ参考からの一枚です。
暫くイラストはお休みで設定からの紹介で行こうと思います。
ですが、本編の放送時期に合わせたネタで行きますので
それで勘弁してくださいまし(^^;)

(2006/06/13 大塚健)
 
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第18回「アイドルはどーだ?!」


どーも、三条です。

24、25話のアイドル編、どうでしたか?
もう凄かったでしょう?
ネットなどの評判を見ると「神!」と「悪魔!」で完全に賛否両論っていう感じで(笑)、さすがは井上さん回という感じがしますね。狙い通り、嵐を呼んでいます。

この2回はスタッフの間でも「こりゃもうガイキングじゃないだろ」「いや、これはスゴイ!」のニ派に分かれたらしいので、みなさんの反応も当然なのです。
それだけ刺激があったという事です。

この話の凄いところは最初から理屈抜きに飛ばせる環境をポーンと持って来ちゃってるところですよね。
打ち合わせの最中、櫻田さんが
「これ、ローサがアイドル志望だったとか、ダイモンじいさんがフォーク歌手だったとかっていう過去設定でいいんですかね?」
って聞いたところ、
「いいんだよ。だってこいつらこの前後編の間は
正気じゃないんだから!
ホントの事言ってるかどうかも、わかんないんだよ!」
と井上さんはあっさり笑い飛ばしてましたし。

それでいて、井上さんは短期間に放映済みの話数のDVDと23話までのシナリオを一気に見てから書いてくれたので、サコンとシズカの関係が早速盛り込まれていたりとか、細かいキャラクターのネタも効いてましたよね。
「こういう話はさ、一人まともな奴がいないと面白くならないんだよ。
オレ、シナリオ全部読んだけど、どう見てもこの作品の女の中で
ヴェスターヌが一番真面目なんだよな!
井上さん、ばっちりツボをついてます。
たしかに、25話で一人だけ真剣に戦っているヴェスターヌは爆笑でしたよね。
ライター陣の隠れアイドルである彼女に目をつけるとは…さすがだ!


そんな24、25話はアフレコも相当なトランス状態だったらしく、櫻田さんいわく、
「本当に声優さんたち全員にピンクのカバが見えてるんじゃないかと思った。」
というほどのノリだったらしいです。
(そんな中、ヴェスターヌ役の進藤尚美さんだけがひたすら真面目に演技をしていたのが余計可笑しさに拍車をかけていたとか。 )

そのピンクのカバを演じたのはプロイスト役の池澤春菜さん。
そして池澤さんがアドリブでカバに「ヒポ!」と入れはじめたから、さあ大変。
ご本人いわく、ヒポポタマスのヒポらしいんですが、
日曜朝に小動物が池澤春菜の声で「×ポ!」って鳴くのはどうかと。
なんとなくギリギリなような気もします。
さすがプロイスト様、悪戯もデンジャラスですなあ。


あ、そうそう。この前後編でルルとローサのフルネームが初めて出て来ました。
井上さんのシナリオには「ローサ・×××××」と書いてあったのですが、
「全員フルネームの方が紹介のコールが決まるんだよな。
適当に考えておいてくれよ。」
と言われたので、その場で決めました。
ローサは長谷川さんの回でロシア人という設定になったので、ロシアっぽい感じで「ベルニコフ」。
ルルはANGELから「アージェス」としました。
以後、こちらの名前でよろしくお願いします。


と、いう感じで次回の26話はぼくの担当回。 いよいよ本気を出してくるプロイストと超強力メカの登場です!
いやー、これがまた色々あったんですよ(笑)。
結構忘れがたい回になりました。

詳しくはまた次回以降で!

(2006/06/06 三条陸)

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ゼルンガのこと


ゼルンガは、比較的に炎の力が弱くても搭乗可能な量産型の機体です。
重力コントロールで常に浮いているので、足首から先がありません。

(ちなみに、重力コントロールはダリウス界に普通にある技術ですが、
あまり万能ではないようです。
それなりの力を出そうとすると、比例して装置が大掛かりなものになる感じです。)


北方五騎士もそれぞれ自分用の装飾と武装で飾ってありますが、
それらは、北方五騎士のキャラデザインを基にしました。

基本のデザイン的には、土偶のイメージです。
五体も出てくるので、線が少なくなるように気をつけたのですが、
かえって描き辛かったようです。反省。

ではこの辺で。

(2006/06/06 大塚健)
 
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第17回「中入りパーティー開催!」


ヒポ! ピンクのカバに気をつけろ!

とゆーわけで、どーも三条です。
巷では案の定24話がかなり話題になってるようですが、後編もさらに凄いのでご期待下さい。

ぼくの作業は32話を書き終えています。
シナリオは現在35話まで完成!
いよいよ迎えるプロイストとの決闘に、ライター一同もテンションが上がりまくっています。

そういえばこの間ついに「ガイキングLOD」の視聴率が目標の3パーセントを越え、お祝いのパーティーが行われました。
この日は丁度26話のアフレコで、3クール目に突入という事もあって「中入りパーティー」と銘打たれました。
スタッフと声優さんが大集結で凄い人数です。非常に盛り上がってます。

それもそのはず、この作品はあまりの急発進だったため
打ち入りパーティーをやっていなかったのですよ!
第12回で書いた年末の声優さんたちとの飲み会が実質の打ち入りのようなものでした。
それだけスタート時は全員がいっぱいいっぱいだったんですよね〜………。

作品が安定してきた証拠のように感じられ、非常に嬉しく思いました。
後半戦に向けて、一層元気が沸いてきましたよ!

このパーティーの場でたくさんの人に「ブログ、毎週読んでますよ」と言われました。
実は「LOD」のスタッフだけでなく、他の仕事であった人や、業界人でない人とかからもそう言われる事が非常に多いのです。
ネットって結構スゲェな…
って素直に思いました。
うかつな事を適当に書けないな、とその時は思ったのですが、多分これからも毎週うかつな事を書き連ねていくでしょうから、多少何か問題があっても
さらっと聞き流していただきたい
と思います。
今後ともよろしくっ!

(2006/05/30 三条陸)

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ブリーザ・レンテスのこと


レンテスは、旧式の巨人であり、乗り手の元北方将軍のブリーザも老兵と言う事で、デザイン的にはお爺さんな感じにしてあります。
只のお爺さんではなく、早朝ものすごい速さで走っているような元気の良いおじいさんのイメージですよ。

そういえばブリーザ自身も元気良かったですね。

本編では初のロボ同士の戦いなので、気合入れて設定描いたのですが、終わってみると、水着の回という印象になっているのが残念でした(笑)

ではこの辺で。

(2006/05/30 大塚健)
 
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