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第33話 逆襲!妖怪さら小僧ヒット曲がほしいと願う憂歌団の前にねずみ男が現れ、妖怪たちのコンサート会場に連れていった。そこでさら小僧の歌を憂歌団に歌うよう勧めるねずみ男。ただ絶対に四番の歌詞は歌わないことを誓わせる。四番を歌うとよくないことが起こると言われているからだ。こうして憂歌団は“ぺったらぺたらこ”を歌うことになったが、たちまち大ヒットを飛ばし一躍スターダムにのし上がる。この歌を聞いた鬼太郎は、さら小僧がこのまま黙っているわけがないと、憂歌団の元へ向かう。しかしすでに憂歌団はさら小僧にさらわれていた。憂歌団を使って金儲けをしていたねずみ男は大慌てで、鬼太郎と一緒にさら小僧の家に急ぐ。意外にも鬼太郎と戦ってあっさり負けを認めたさら小僧は歌をあきらめ、憂歌団を解放した。だがこれは憂歌団に禁断の四番を歌わせるためのさら小僧の罠だった。禁断の四番、それは時間を戻す歌。憂歌団は歌と出会う前の普通の歌手に戻ってしまうのだった…
【見どころ】第四部の主題歌を歌う憂歌団が本人役でゲスト出演する一本。ぺったらぺたらこの他に、本編中でEDも歌ってくれる。
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第57話 吸血鬼エリート!
優秀な能力を持った才女ばかりが突然失踪する事件が続いた。次に襲われるであろう綾子の護衛を頼まれて犯人を待ちかまえることになる鬼太郎。しかしこの連続失踪事件の犯人である吸血鬼エリートは、ねずみ男を利用してまんまと綾子を手に入れてしまう。対吸血鬼用に十字架やニンンクを用意してエリートの屋敷に乗り込んだ鬼太郎だったが、文字通り吸血鬼の高位に位置するエリートには通用しない。逆に催眠音楽で操られ、鬼太郎は砂地獄へと落とされてしまう。だがかつて命を救った黄金虫の強力によって鬼太郎は砂地獄からかろうじて脱出する。そして催眠音楽を遮断するためコルク栓によって耳をふさぎ、鬼太郎はなんとか強敵エリートを倒すことに成功する。妖力がエリートの身体からもれて、血を吸われた女性が元に戻っていく。そして鬼太郎は最期のエリートの言葉から、その真の目的が妹コウモリのティナを自分と同じ吸血鬼にすることだったと知るのだった…
【見どころ】
俳優・佐野史郎が吸血鬼エリートを演じるという異色作。劇中では自慢の歌も披露。ひじょうに濃厚な作りの一本である。
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第101話 言霊使いの罠!
陰陽道を究めた拝み屋・言霊使いの一刻堂。ぬらりひょんは鬼太郎を始末させるため、この一刻堂を言葉巧みに懐柔するのだった。そして妖怪ポストに来た手紙に従って学校に着いた鬼太郎を妖気のない怪物たちが襲う。それは古い道具から作りだされた式神だった。駆けつけた仲間たちの手助けで危機を脱する鬼太郎だったが、そこへ式神たちを操っていた一刻堂が現れた。すべては仲間の妖怪たちと共に鬼太郎を退治しようと考えた一刻堂の罠だったのだ。一刻堂の強力な言霊によって自分の名前を忘れさせられ、その存在を消された仲間たちは次々と別なモノへと変えられていってしまう。そしてついに最後に残った鬼太郎にも危機が迫る。だが勝利を確信したぬらりひょんが思わず鬼太郎の名前を呼んだことで、自分の名前を思い出した鬼太郎は仲間を元の姿へと戻すことに成功する。これによって一刻堂は戦意を喪失して、それまでの態度を一転して鬼太郎と和解するのだった。
【見どころ】
作家として有名な京極夏彦が脚本及びオリジナルキャラクターの一刻堂の声優を担当した一本。緻密に作りこまれた第四部屈指の名作である。
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【90年代によみがえったあの名作】
【豪華ゲストを迎えての特別編】
【第四部でしか見られないあの名作】
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