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第61話 妖怪いやみにご用心町では建前を忘れて本音をむき出しにしたり、笑いを忘れて凶暴になる人間たちが増えていた。妖怪ポストもそれに関わる手紙が多くなり、鬼太郎が事件解決に乗りだす。事件は人間たちの笑いや正しい気である“ショウ気”を妖怪いやみに吸われたため起こっていたのだ。いやみは集めたショウ気を、自分のダジャレで笑わない人間たちを笑わせるために使っていた。そこへ駆けつけいやみと対決した鬼太郎だったが、逆にショウ気を吸われてグータラになってしまう。だが目玉親父は嫌がる鬼太郎を金比羅島まで運び、そこにある清めの泉でなんとか元に戻す。ふたたびいやみと対決した鬼太郎に同じ手は二度とは通用せず、いやみは憑依していた人間から分離してその正体を現す。しかしその本体も鬼太郎の敵ではなく倒されてしまう。いやみにとりつかれた落語家は、みんなから笑いが取りたくてショウ気を集めていたことを反省。ショウ気も無事みんなの元に返っていくのだった。
【見どころ】妖怪いやみが人間に憑依しているという点と、高座で笑わせるためにショウ気を使うという斬新な構成が他のシリーズと大きく異なっている。
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第64話 激争!妖怪ラリー
世界各国の妖怪たちが車に乗って走っている姿を目撃した鬼太郎。それは妖怪ラリーに向かう妖怪たちの姿だった。ねずみ男から話しを聞いた鬼太郎は、優勝商品のどんな望みでも叶える妖怪石が悪用されるのを防ぐため、ねずみ男が勝手に持ち出した自分の招待状を取り返して妖怪ラリーに参加する。こうして参加した妖怪ラリーだったが、鬼太郎を除く参加選手とテレビ中継を見ていた妖怪たちが何故か凶暴化していた。それは参加選手に渡した招待状と、テレビ中継の電波に妖怪たちが凶暴化する細工がされていたからだった。全てはこの放送を多くの妖怪に見せ、自分の思い通りに操ろうと考えたぬらりひょんの企みだった。ラリーもとても完走できるようなものではなく、次々とリタイアする参加選手たち。だが唯一生き残ったベアードとデッドヒートの末、優勝した鬼太郎によってぬらりひょんの企みは打ち砕かれた。そして凶暴化した妖怪も妖怪石によって元に戻るのだった。
【見どころ】
各国の代表妖怪のほか、のっぺらぼうや猫仙人、ねずみ男までレースにも場しているのは第四部のみ。またこの回よりデジタルで製作されている。
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第65話 驚異!マンモスフラワー
花見の最中に突如苦しみ始めたねずみ男。鬼太郎たちが心配して近寄るとねずみ男の身体は徐々に変貌していき、巨大な古代植物マンモスフラワーになってしまう。ねずみ男はおいしい話とカンブリア紀を、美味しい寒ブリ焼きと聞き違えて、マンモスフラワーの種を食べてしまっていたのだった。復活したマンモスフラワーは本能によって花を咲かせる場所を探して移動を開始していた。そしてこの大都会で動き出した巨大植物を退治しようと、自衛隊がマンモスフラワーに攻撃を仕掛ける。なんとかねずみ男を救おうと自衛隊から必死に守る鬼太郎は、植物博士からマンモスフラワーが花を咲かせることができる土の話を聞き、金儲けを企む悪者からその土を奪還してマンモスフラワーに投げつけた。これによって動きを止めたマンモスフラワーは鬼太郎たちの手によってカンブリア紀島へ運ばれ、見事な花を咲かせる。そして悪態をつきながらもねずみ男は無事に救出されるのだった。
【見どころ】
登場するマンモスフラワーが一本というのは第四部のみ。意外(?)と仲間に大事にされ、いさぎよいねずみ男が見れる意外な快作。
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【90年代によみがえったあの名作】
【豪華ゲストを迎えての特別編】
【第四部でしか見られないあの名作】
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