「最終兵器彼女」のVFXについて全5回で説明していきます。
その第1回目として、兵器にされたちせのデザインについて話します。
兵器に改造されたちせがどのような成長をし、そして最終段階の形状になっていくかということです。
(1) 札幌空襲でのちせ
(2) 沿岸部での戦争時
(3) ヘリを撃墜する対空ミサイル
(4) ちせが戦争を終えて帰ってくる時
(5) 都市を崩壊するちせ
(6) 都市を崩壊するちせ Vol.2
(7) ちせが兵器の暴走を止められなくなった状態
(8) 最終段階のちせ
以上映画の中では8種類のちせの変化があります。また8種類の攻撃モードとでも言うべきでしょうか。この成長は直線的なデザインの現用兵器的なデザインからスタートし、流線形のロケット的なデザインに変わっていきます。また兵器のサイズも徐々に大きくなっていき最終段階では49mにもなります。攻撃スタイルも砲弾系からビーム系に進化します。
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(1) 札幌空襲でのちせ
原作では非常に印象的なシーンです。映画でもこのイメージを壊さないようちせの兵器姿も原作に近いものになりました。ガトリング砲が右手に、そして背中に羽根が生えています。
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