ビジュアルブック「京騒図画(仮)」の発売決定を記念して、
京騒戯画プロデューサーの関弘美より「京騒戯画」にまつわる話の第二弾を掲載!
「京騒戯画」ファンの皆様に世界観を紐解く参考資料のご案内を少し・・・
ビジュアルブック「京騒図画(仮)」の発売決定を記念して、
京騒戯画プロデューサーの関弘美より「京騒戯画」にまつわる話の第二弾を掲載!
「京騒戯画」ファンの皆様に世界観を紐解く参考資料のご案内を少し・・・
まず一冊目は
『美術手帖 2007年11月号』~鳥獣人物戯画絵巻~
バックナンバーは売り切れていますが、中古品ならば手に入るようです。
但し、お高いので、ご近所の図書館などで探してみてください。
表紙を観て「懐かしい」と思ってくれたあなたは、「京騒戯画」通!!
番組開始時に制作したポスターを思い出してくれるかな?
⇒書籍紹介はこちら
そして二冊目は
新潮社 とんぼの本 『パウル・クレー 絵画のたくらみ』
こちらは、amazonでもまだ買えます。
「京騒戯画」の独特な美術背景のポイントがわかるかな?
⇒書籍紹介はこちら
三冊目は
光村推古書院 『昭和の京都』 写真 浅野喜市氏
昭和20年代~40年代の京都市内の写真と回想が載っています。
この本はさすがに古いので、図書館でないと見つけられないと思いますし、
置いてある図書館も限られると思いますが、
ぜひ、ご覧いただきたい本です。
⇒書籍紹介はこちら
以上、関Pからのご案内第一弾でした。
去る10/4(土)明治大学中野キャンパスで行われた講演にお越しくださった「京騒戯画」ファンの皆様、ありがとうございました。
時間配分が下手で、お話できなかった「京騒戯画」のもろもろを
放送から一年たった今だからこそ、HP上で、おさらいのつもりでお話します。
「京騒戯画」の下敷きとして利用したギリシャ神話のひとつをご紹介。
「京騒戯画」ファンならばおなじみの「ザクロ」にまつわる お話です。
更にはこの「ザクロ」、中国などでは昔から「多産」の象徴として
絵画や陶磁器の柄など、縁起物としても扱われる果物です。
六話を観なおして見て下さいね。
第六話の中での印象的なシーン。
放送から丸一年。
今年の秋のJR東海の京都キャンペーン「そうだ京都、行こう」のポスター写真をご覧ください。
http://souda-kyoto.jp/campaign/archives.html
「京騒戯画」第1話で、古都と明恵上人が語り合っていたあの、源光庵の二つの窓です。
第5.5話で実録篇として尋ねた時は、九月だったので、まだ青々としていたかえでやもみじも、そろそろ色づく季節です。
【京騒戯画5.5話虎の巻こちら】
京都旅行の際に、訪れてみてはいかがでしょうか?
もうひとつ、京都旅行の際のお役立ち情報。
「時間がなくて、高山寺までは足を運べない」人に朗報。
10/4~11/24まで、京都市東山区にある京都国立博物館にて、
「鳥獣人物戯画」全巻と「明恵上人の肖像画」
「夢記」・・・上人が自らみた夢をつづったもの
ウサギの古都に御身を貸してくださった「仏眼仏母像」など、国宝・重要文化財の名宝が展示されます。
この機会にぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか?
料金・時間・休館日等の詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください。
問い合わせ 050-5542-8600
古都と明恵上人が語り合っていた、源光庵の二つの窓。左の写真は、5.5話で京都を訪れた際に撮影。