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脚本:影山由美
演出:岡 佳広
作画監督:なかじまちゅうじ
美術監督:下川 忠海 |
96年9月8日放映 |
”F4”に宣戦布告した初めての生徒、牧野つくし。 学園中にその名は知れ渡ったようだ。つくしに挨拶をする生徒達。 F4に隠れて挨拶をすることを一つのゲームとして楽しんでいるようで、むかつく反面、 誉められてちょっぴりご機嫌でも有る。 しょーじき、今朝はゆううつだったのだが、やる気が出てくるつくしだった。
昨日のお礼をいいたいと、類を探すつくし。
類はバラのアーチの奥、中庭でヴァイオリンを弾いていた。 目を閉じ、類の奏でる音に身を任せるつくし。至福の時だ。 そんな夢心地のつくしに声をかける類。 「そんな所で何をしてるんだよ」 「あっあたし、昨日のお礼が言いたくて・・・・」 「助けなきゃ良かったよ、付きまとわれるなら」 「でも、うれしかったの。また非常階段に会いに行くから」 「じゃーオレはいかない」・・・去っていく類。 ひどいことをいわれてもなぜか頭にこないのは、 ヴァイオリンの音色に類の本当の姿を感じていたからかもしれない・・・・。
下校の時間、突然現れた黒服の男達につくしは拉致されてしまう。 彼らは道明寺司の手のものだった。 「もうだめっ・・・!」と、覚悟するつくしだったが、気が付くとなぜかエステを受けている。 戸惑っている内に、次々と人の手をわたるつくし。 あっという間に、鏡の中に見違えるようにきれいになったつくしの姿が有った。 呆気に取られるつくしの前に現れた司。 ここは、道明寺家の屋敷内、自宅のエステサロンを受けていたのだった。 「磨けばおまえもそれなりに光るもんだ。俺の側においてやってもいいぞ。 まっ学園では無視させてもらうけどな。どうだ、うれしいだろ」
つくし、怒りが膨れ上がって来る。 「どうかしてんじゃない。あたしが嬉しがると思ってんの?!」 戸惑い、いらだつ司、「俺は歩くブランドだぜ。一流の贅沢ができるんだぞ」 「あたしは無印ブランドよ!その辺の女と一緒にしないで!!」 啖呵を切って出てきたはいいが、ちょっぴりグラッときてしまったつくし。 だが、帰り道に類の笑顔を見てちょっと元気になった。
次の日、今まで話したこともない浅井達にパーティーに誘われる。
気楽なパーティーだからと言われて出かけるつくし。 だが、それは浅井たちの罠だった・・・・・。
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