ストーリー

2003年02月16日 放送

第3話
「サムライ・ケンノスケ大暴走!」

ロンドンで初舞台に向け宣伝にいそしむ団員達。からくり自動車ではナージャとリタが公演用のビラを刷っていた。そこへハービーと名乗る新聞記者がやって来た。彼は、昨晩の黒バラのスクープを酒を飲んで逃したことから担当を外され、代わりに一座の取材を命じられたのだった。

そんな中、からくり自動車に怪しげな東洋人が近づき、運転席に乗り込むと、ふとした拍子に車が動き始めたからさぁ大変!リタとクリーム、ショコラを乗せたまま車はロンドンの町を大暴走を始めたのだ。

それに気付いたナージャは追いかけるのだが、追いつくどころか見知らぬ老婦人にぶつかってしまった。実はその老婦人こそナージャの乳母のエドナだったのだ!そんなことはつゆしらず車はなおも暴走を続けている。

それをスクープだと大喜びするハービーも、リタたちを心配するナージャに怒られると、救助に参加。しかし、空しく車はテムズ川へまっしぐら!!・・・とそこへ間一髪団長が現われ、ご自慢の怪力で自動車を止めることが出来た。その後、そのケンノスケという日本人は団長に気に入られ、一座の仲間に入るのであった。

スタッフ

脚本 K・Y・グリーン
演出 岡 佳広
作画監督 生田目康裕
美術監督 ゆきゆきえ/いでともこ