ロボットガールズNEOとは?
<イントロダクション>
すっかり廃墟と化してしまった超未来の練馬。その昔、光子力にまつわる大災害があったせいだと言われるが、詳細はおろか、その真偽さえも今はハッキリとわかってはいない。光子力研究所も今は植物に侵食され、その遺構はバベルの塔もかくやというモニュメントとして、中心地に鎮座している。
そのモニュメントのふもと、今はシャッター商店街となった光子力町の片隅で、Zちゃんとグレちゃんは2人きりで生活している。
彼女たちの家は廃材などを利用して建てられたバラック小屋。通称、光子力ハウス。かつては未来のエネルギーと呼ばれた光子力も廃れ
いま世界を支配するのは宇宙から降り注ぐゲッター線のエネルギー。それでもZちゃんたちは、いまは「効率の悪い前時代のエネルギー」と呼ばれる光子力を使って、日々を暮らしている。
Zちゃんたちが生業とするのは“マジン狩り”かつての大災害で生まれたという巨大な機械仕掛けの獣は“マジン”と呼ばれ、人々の生活を脅かしていた。そのマジンを狩り、人の安全を守り、採取したマジンのパーツを売りさばいたりするのがZちゃんたちの日常であった。
そんなある日、2人のもとに幼い少女が転がり込んできた。
彼女の名前はグレンダちゃん。ボロボロの光子力ハウスとは雲泥の差のきらびやかな特別地域から逃げてきたという。
果たして彼女の正体は・・?