池畠監督インタビュー

2010.09.28

アニメ版『農業ムスメ！』第0話を演出した、池畠ヒロシ監督にもお話をうかがっちゃいました！

――『農業ムスメ！』を演出するうえで、ここがポイントといいますか、見どころはどういった部分になるでしょうか？

池畠監督：やっぱりキャラクターじゃないですかね。
こういう短い映像になると、「キャラクターを立たせる」ということが、一番重要になってくるんです。世界観とキャラクターです。
もちろんストーリーは大切なんですが、今回は３分という限られた時間内で、いかに世界観とキャラクターを立たせていくかということを重視しました。
まあ、学生時代の自主製作なんかでは30分くらいの内容を5分くらいにまとめたりもしてましたから、３分は「ちょっと短い」くらいですかね。（笑）

――キャストさんからも、もっと長くやりたいという声が出ていました。次は是非とも、もっと長い映像を作って頂ければ…。

池畠監督：はいっ、がんばります！（笑）

――監督のお気に入りのキャラクターはいますか？

池畠監督：ひとり挙げるとしたら、黒羽さんですね。一番キャラが立っているので、絵コンテを書いていても動かしやすいんです。このキャラだったらこう動くというのが、自然と見えてくるというか…。
ヒカリなんかですと主人公であるがゆえのニュートラルな部分がありますので、逆に動かしづらい部分があるんです。
こまちも逆に「動かない」というのがキャラ属性としてあるので、一歩引いた目で全員のことを見ているというか、必ずしも動かしやすいとは言えないんですね。

――『農業ムスメ！』の世界にこれから触れる方のために、メッセージをお願いします。

池畠監督：なかなか気の利いたことは言えないんですが…。
あのキャラもこのキャラも、もっと尺があればこんなふうに動かせたのに、と思いながら作らせて頂きました。
漫画のキャラが楽しく動いているところを見てもらえたら嬉しいです。
『農業ムスメ！』をよろしくお願いします。

――どうもありがとうございました。

池畠監督：こちらこそ、ありがとうございました。

公式HP用インタビュー

2010.08.20

――では、囲み取材とは雰囲気も異なりまして、公式ＨＰ用の限定掲載ということで、
まったりとお話を伺わせて頂ければと思います。

一同：よろしくお願いしま～す。

――まずは原作の感想をお聞かせ願えれば…。

三上枝織(以下、三上)：越野ヒカリ役の三上枝織です。
原作を拝見しての感想はですね、まず第一に、キャラクターがとっても可愛らしいんです。さらには、そのカワイイ女の子たちが農業をするっていうですね…。
今まさに、農業ブームですよね？

辻あゆみ(以下、辻)：週末だけ農業したりするのもあるんだって。

三上：読んでる最中に、私も何かやってみたいな～っていうのがあったんです。
みんなでお米を育てるみたいな企画やりませんか？　ブームも作品も盛り上げていきたいです！

高岡香(以下、高岡)：花畑キラリ役の高岡香です。
私はキラリが登場しているお話を中心に読ませて頂いたのですが、とにかくお姉さま大好き～☆な百合ん百合んな感じが多いんです（笑）もちろんそれがキラリだから面白いのですが、これからはキラリの内面的な部分を描くエピソードも、結構出てくるそうなので、一読者としても、すっごく楽しみです。

辻：越野ヒカル役の辻あゆみです。
今までお米や野菜は買って食べるイメージしかなかったんですけど、原作を読んだら、「あ、そうか、育てる時にはこんなことも気にするんだ」みたいなことがわかって。
この漫画を読んで、すごく興味が湧きました。
なので、さっきお姉ちゃんの三上さんが言ってたように、何かを作って収穫する企画は、ぜひやってみたいです！

真堂圭(以下、真堂)：黒羽ミチル役の真堂圭です。
原作の舞台になっている田舎の風景は、前からこういう所に行ってみたいと思っていたので、読んでいてすっごく和んでしまいました。
その和む背景の中で、キャラクターたちは結構ブッ飛んだ感じになっております。
そういったギャップが面白いのも、『農業ムスメ！』ならではだなって感じました。

廣田詩夢(以下、廣田)：宮城こまち役の廣田詩夢です。
原作を読んだ感想はですね、キャラがみんな表情豊かで、何に対しても純粋な反応をするんですね。（遠い目で）忘れていたピュアな心を、思い出させてくれるって言うんですかねえ…。

真堂：なんか暗いよ。

一同：（笑）

廣田：だって、あんな風にはしゃぐ機会は、大人になってからはなかなか無いじゃないですか。
心の奥底がキュンとなるみたいな、『農業ムスメ！』は、そんな気持ちを思い出させてくれる、心温まる作品です。

――それでは続きまして、この先、『農業ムスメ！』に関してやってみたい企画はありますか？

廣田：さっきもちょっと出たけど、いっぱいあるよね。

三上：ありますね～。地方振興のために役に立ちたい！　この作品で、私の故郷の青森も盛り上げて頂ければ。ぜひ！

高岡：農ムス米とか作りたい！

一同：おお～、農ムス米。

辻：農ムス…のーむす。何かに似てる気がする（笑）

高岡：あと、農業とはあんまり関係ないかもだけど、キャラソンとかやってみたいな。

一同：いいね～。

辻：私は、こんなに可愛い子がいっぱいなんだから０話だけじゃ勿体ないと思うんです！　なので、ぜひぜひ今後も色々な形で展開して、それが地域復興につながって、
私の地元愛媛も盛り上がってくれれば嬉しいなと思います！

真堂：私は「田舎に泊まろう」みたいなのがいい。

一同：やりた～い！

真堂：ガチンコでやって苦労しても、みんなでやれば楽しそうじゃない？

廣田：私はですねえ、そもそも企画を実現させるためには、資金が必要になってくるわけじゃないですか。ですから、まずはグッズ展開を図って収益を…。

高岡：や、やっぱり怖い…。

真堂：目がマジだ。（笑）

廣田：『農業ムスメ！』は、ちびキャラっぽくてカワイイじゃないですか。
だからフィギュアなんか作ったら、うけると思うんです。あと、手ぬぐいとかいいかも。
自分のキャラだったら、グッズができたら嬉しくないですか？

一同：嬉しい嬉しい！

廣田：みんなが言ってた地方振興とかに、そのグッズが役に立てば、ちょっといいんじゃないかなって思います。

――話は尽きないですが、本日はこの辺りでお開きにしましょう。 ありがとうございました。

一同：ありがとうございました！

農業ムスメ！キャスト囲み取材レポート

2010.08.06

――本日は、よろしくお願いします。

一同：よろしくお願いします。

――まずは演じられたキャラクターの印象と、演じてみてのご感想をお聞かせ下さい。

真堂圭(以下、真堂)：黒羽ミチル役の真堂圭です。 私の演じる黒羽ミチルはですね、すごく勝ち気な子っぽいなっていうのが第一印象でした。台詞も割とぶっ飛んでるので、ハイテンションで演じられたと思います。
これからもノリ良く、元気良くやっていきたいです。

辻あゆみ(以下、辻)：越野ヒカル役の辻あゆみです。
ヒカルちゃんはとある理由で、言葉が喋れないんです。ですから今回の第0話では、擬音的な息づかいの演技を主にやらせて頂きました。
とにかくお姉ちゃんのことが大好きな子ですから、これからも愛情をアピールしていきたいと思います。

三上枝織(以下、三上)：越野ヒカリ役の三上枝織です。
ヒカリは元気な女の子なんですけど、どこか能天気で抜けてる部分もあるなあって思います。妹のヒカルやキラリちゃんに愛されたり、見ている人にあったかい気持ちを届けられたらいいなと思って演じさせて頂きました。

高岡香(以下、高岡)：花畑キラリ役の高岡香です。
キラリは見た目の通りの巫女キャラで、しかも百合なんです（笑）。
私は神社とか巫女さんが大好きで、第一印象からキラリが１番演じてみたいキャラクターでした。女の子を好きになる女の子の気持ちをもっともっと理解するために、ヒカリ役の三上枝織ちゃんを好きになるところから始めたいと思います（笑）。

三上：なんか今、すごく愛を感じました！（笑）

廣田詩夢(以下、廣田)：宮城こまち役の廣田詩夢です。
こまちさんはですね、目が一直線だったり、リボンが猫耳に見えたりだとかで、ちょっと猫っぽい感じがするんです。みんなが騒いでいるような時に割とクールだったりするところは、私と似てるなあなんて思いました。
でも、愛情はたくさん持ってるんですよ。あくまで冷たくならず、みんなのお姉さん的存在になれるように、可愛らしく演じられたらなって思っています。

――アフレコを終えての感想をお聞かせください。

真堂：みなさんすごくノリが良いんですけど、懐に入っていけそうな方ばかりですので、安心したっていうのが第一です。私はマイペースな性格ですから、もっともっと頑張って、みなさんについていけたらと思います。

辻：映像の中で田植えをしたんですけど、それがまだ終わっていないんです。
ぜひ、ちゃんと刈り入れまでしたいので、応援して頂ければ嬉しいです。

三上：私は青森出身なんですが、作品の中の景色が、自分の住んでいるところにそっくりなんです。だから、すごく親近感が湧きました。
ヒカリちゃんと一緒に、農業って楽しいんだぞってアピール出来たらなと思って、やらせて頂きました。

辻：さっすがお姉ちゃん！

高岡：『農業ムスメ！』のキャラクターは、それぞれに個性豊かで、五人でひとつのチームみたいに思っていまして、今日はじめて皆さんとお会い出来て、アニメに声がのったら、もうホントにイメージ通り！って楽しかったです。
これから皆さんと、もっともっと仲良くなっていきたいです

廣田：アニメの感想はですね、みじかっ！と思いました。

辻：そーだそーだ！

三上：うんうん。

辻：もっとやりたーい！

高岡：ねーっ。

廣田：ですけど、短くてもキャラの個性はすっごく豊かで、みんな活き活きと動いてるんです。
どうにかシリーズ化にしていきたいと思いますので、コミックスも出ますし、グッズなんか出たら、ぜひよろしくお願いします。ボックス買いでもカートン買いでも、ぜひ！

一同：（爆笑）

――皆さんの好きな野菜と、その理由をお聞かせください。

真堂：私はパクチーが好きです。
ベトナムとかタイなんかの料理で混ざってるのが好きなんですけど、割とみんな嫌いで除けてくんで、私だけパクチー皿というのを用意して頂いて食べてます。

辻：私はツルムラサキが一番好きです。
基本的にネバネバしたものが好きなんですよ。オクラとか、長芋とかも好きだし。
お鍋いっぱいにあっても、湯がくと小さくなるので沢山食べれますよ！
体にも良いので、皆さんもぜひ、食べてみてください。

三上：私もネバネバするものが好きなんです。野菜は全般的に好きなんですけど、特にオクラが好きで、オクラ牛丼とかってあるじゃないですか？私、ず～っと食べてたんですけど、最近ないんですよね…。

廣田：何か牛丼トークになってる（笑）

三上：でも、ほんとに合うんですよ。オクラ大好きです！

高岡：私はオクラを食べるとお腹を壊します。

一同：（笑）

廣田：好きな野菜を答えるんだよ～。

高岡：あ、そか。私はサツマイモが大好きで、冬になると焼き芋屋さんを探して旅に出るくらい好きです。
売りに来るおじさんとは仲良くなっちゃいます。今も冬が待ち遠しいです。

廣田：廣田はですね、ファミレスのモーニングメニューの、魚についてた大根おろしの美味しさにショックを受けたことがあるんです。
その美味しさにショックを受けてからは大根が大好きになっちゃって、この前大根丸々一本すりおろして、大根おろしのみをたらふく食べて幸せでした。

三上：ええ～っ!?

――みなさん、思ったより庶民派な感じで（笑）　今日はどうも、ありがとうございました。