パンサークローの魔の手から危ういところをキューティーハニーに救われた考古学者ロベルトは、すでに絶滅したといわれている古代蝶のさなぎが入った一個のカプセルをもっていた。蝶は古代王国メルカトの守り神で、羽化すれば王国の秘宝、エメラルドの城へ導くと言われており、パンサークローが狙っているのもそのためだった。
ある日、聖チャペル学園寮が襲われ、夏子とカプセルが敵に奪われてしまった!追うハニー。その目前で敵のトラックが横転、大爆発を起こした。燃え立つ炎の中、ハニーは夏子を助けようとするが、すでにパンサークローとともにその姿は消えていた。だが、カプセルだけは、再びロベルトの手に戻ってきた。 夏子を助けるために、世界の果てまでもパンサークローを追いつめようと決心したハニーはロベルト、青児とともに決死の旅にでる。 パンサークローは、ハニーたちの行動をすべてキャッチしており、行く先々で常に危険が待ち受けていた。そんな命がけの日々の中、ロベルトはハニーに恋をする。密かにハニーを愛する青児は、そんなふたりの様子が気になっていた。 突然、パンサークローが不意打ちを仕掛けてきた。マシンガンが乱射される中、カプセルは再び敵の手に奪われてしまう。 メルカトの遺跡では、パンサークローの首領・クィーンガーラが蝶の羽化を祈る儀式を行おうとしていた。いけにえは夏子だ。思わず敵の目前に飛び出したハニーは、仕掛けられた罠にはまり、ロベルトとともに落とし穴に落ちてしまう。捕まった青児もいけにえの身となってしまった。 果たして、キューティーハニーはみんなを救い出すことが出来るのか。 そして、王国の秘宝とは、一体何なのか。 |