金田一少年の事件簿R
事件簿FILE NO.06
はじめと美雪はアルバイトとして働くことになった東北の雪鬼ヶ岳にある開発中のスキー場を訪れていた。「スノーゴブリン・スキーリゾート」と呼ばれているこのスキー場では、モニターとして選ばれた6人の男女を招待して試験営業を実施する予定であり、はじめと美雪はその手伝いをすることになっていた。だが、今ではスキー場となっているこの地は50年前の大晦日、ナタを手にした雪鬼が村人全員を惨殺して食べたという雪鬼伝説が残る場所だった。所詮はネット上に流れる都市伝説の一種だろうと思われた。しかし、2日目の朝、予期せぬ事態が起こる。コテージに宿泊していたはずの招待客の一人が、忽然と姿を消したのだ。足跡もないのにどうやって!?雪鬼伝説を思い起こさずにはいられない謎の失踪事件。一体、何が起こったのか?そして、招待客たちを待ち受ける運命とは?