2016.09.26 主題歌「行けタイガーマスク」で初のフルカバー&エンディング曲「KING OF THE WILD」を書下ろし!湘南乃風 ・SHOCK EYE インタビュー!
10月1日の放送開始を目前に、 主題歌&エンディング曲を担当する 湘南乃風の SHOCK EYE さんのインタビューをお届けいたします!
初代「タイガーマスク」の曲でもある「行けタイガーマスク」を新たなサウンドで再構築しているほか、エンディング曲も担当し、“光と影”という作品のテーマを元に書下ろしした楽曲「KING OF THE WILD」は、アニメーション監督 馬越嘉彦氏が手がける、疾走感溢れるエンディングムービーと合わせて必見です。そんな湘南乃風のメンバー、SHOCK EYE さんより、熱い熱い楽曲に込めた思いを語っていただきましたので一部ご紹介します!
●「タイガーマスクW」の主題歌を担当することが決まったときの率直な感想を宜しくお願いいたします。
アニメの主題歌をやりたいと思っていたのと、子どもの頃「タイガーマスク」の再放送を見ていたので、話をいただいて本当に楽しみだなと思いました。子供の時に聞いた曲は大人になっても覚えているものだと思いますし、その役割を湘南乃風が担えることがすごく贅沢な話であり、素直に嬉しかったです。
●周りの反響を受けて感じたことは?
「プロレス」をテーマにした熱い作品の主題歌歌手に、湘南乃風を選んでもらえたのは嬉しかったです。
期待に応えられるかという不安もありましたが、皆さんのイメージ通りのものを作りたいと思いました。
●オープニング主題歌「行けタイガーマスク」をカバーするにあたって、心がけたことや意識したことをお教えください。
実は、曲のフルカバーは初めてということもあり、普通に歌うだけではオリジナルには敵わないと思いました。なので自分たちの良さである疾走感や熱さを表すためにBPM(演奏のテンポ)をかなり上げたり、あとは力強さを押し出したかったので、全編を4人のユニゾンで歌いました。これは湘南乃風の楽曲ではあまりやっていないことです。
●楽曲制作にあたって、参考にしたものはありましたか?
自分の中にある「タイガーマスクW」のイメージを頼りに、バンドサウンドを意識しました。間奏で「虎!」という言葉を連呼していますが、「タイガー」ではなく「虎」という言葉が僕の中ではすごくかっこ良く、パワーのある言葉に感じて、敢えて「虎」を使いました。
●楽曲のフルカバーは初めてということで、カバーならではの苦労した点があれば教えてください。
カバーではありますが、湘南乃風らしさが出せなかったら選んでもらった意味がないですし、かえって失礼になってしまうので、原曲の良さを大事にしつつ湘南乃風らしさを出すにはどうしたら良いかを考えました。考えた結果「こういうアレンジにしよう」と思ったことは全てスムーズに進み、メンバー4人で歌ったらピッタリハマりました。
●エンディング主題歌「KING OF THE WILD」は、「タイガーマスクW」の作品性を意識した楽曲作りと聞いていますが、事前にどのような作品と聞いていましたか?どういった点を特に意識されたでしょうか?
「光と影」がキーワードであるということを先に聞き、そこから「二面性」というワードを想像しました。光も影も2つ合わせて考えないと行けない。対比する存在があるからこそお互いの存在理由もある。そういったメッセージを「光と影 表裏一体」という歌詞に込めました。どちらが正しいということもないけど、行ったり来たりしてしまう人間のサガを「タイガーマスクW」からも感じました。
●アニメの制作スタッフも、「作品ととてもマッチしている」と喜んでいました。
お話をいただいた段階ではまだ全貌を知らない状態だったのですが、「タイガーマスクW」に関わる制作の方が持っている考え方と、湘南乃風が持っている考え方が似ていたので、作品と合った曲が出来たのだと思います。
●先日のツアー(『“湘南乃風” 宴 ~俺たちと一緒にタオルまわさねぇか!! TOUR2016~』)でも「KING OF THE WILD」を披露されたということですが、反応・反響はいかがでしたか?
作品のパワーと僕たちのライブの世界観がぴったり合っていたと思います。一辺倒な曲ではなく、メッセージ性も強い曲なので、演出なども含めて今回のツアーで大事な曲となっています。お客さんの反応も良く、手応えを感じました。
●「タイガーマスクW」で気になるポイントは?
まずオカダ・カズチカ選手を始め、新日本プロレスの実在の選手が登場する点がすごいですよね。どんな試合が繰り広げられるか、とても楽しみです。個人的には、セクシーなミスXも気になります(笑)。
●「タイガーマスクW」の楽曲を楽しみにしているファンに一言宜しくお願いいたします。
今の時代のヒーロー像は多様化しているけれども、タイガーマスクは間違いなく僕らのヒーロー像です。今必要とされている存在だと思うので、「タイガーマスクW」を見て、皆さんもかっこいい人間になってほしいと思います。湘南乃風も、誰かのヒーローになれるようこれからも活動していきます。