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「SEIYA NIGHT -聖闘士星矢Ωワールドプレミア-」記者会見レポート
2012.04.13

写真左から:柿原徹也さん(龍峰役)、小西克幸さん(蒼摩役)、古谷徹さん(星矢役)、
緑川光さん(光牙役)、雪野五月さん(ユナ役)、諏訪部順一さん(エデン役)

 

若林豪プロデューサー(以下、若林) : 「聖闘士星矢Ω」の主要キャストの皆さんに、この作品に向けた意気込み等、伺って参りたいと思います。では、光牙役の緑川さんと、星矢役の古谷さんに。本日はワールドプレミア上映会と言うことで、海外の「聖闘士星矢」ファンの皆さんも非常に注目していますが、今のお気持ちをお願いします。
 

◆光牙役・緑川光さん(以下、緑川) : イベントなどに行かせて頂くと、海外の方も本当に、自分が思っていた以上に日本の文化を理解していてくれるし、日本語も話せるし、普段、自分たちが使ってる言葉ではないのに一生懸命覚えようとしていてくれるし、海外のファンの方って本当に凄いんだなって、実際に現場に行って思っているので、今回もそういうファンの人たちが喜んでくれるだろうなって、顔が浮かんできますね。
今回、(海外のライブビューイング会場は)台湾、ブラジル、フランスですか。ブラジルとフランスはまだ行ったことがないので、いずれ「聖闘士星矢Ω」を引っさげて応援してくれるファンのみんなの前で「ペガサス流星拳!」って言える日が来たらいいなって思ってます。今日がその「聖闘士星矢Ω」が世界に放つ、第一回目と言うことなので、とてもドキドキワクワクしております。
 

◆星矢役・古谷徹さん : 僕はブラジルに2回、ペルーに1回行ってるんですが、南米での聖闘士星矢の人気はもう凄まじくて、すごく熱い歓迎を受けています。勿論、南米だけでなくてこれまでに十数カ国行ってきましたけど、フィンランドでも聖闘士星矢のTシャツを着た女の子が見に来てくれたりとか、北欧でもとても聖闘士星矢の人気は熱いです。そして、再び星矢役を演じることができて感無量です!23年ぶりのテレビシリーズ復活ということで、是非、聖闘士星矢の大きな波をこのオメガから発信していきたいというふうに思っています。
 

若林 : ありがとうございました。続きまして、ユナ役の雪野さんと、蒼摩役の小西さんのお二人に、この作品にかける意気込みと、アフレコ現場での様子等、教えて頂ければと思います。
 

◆ユナ役・雪野五月さん : 子供の頃に見てた作品に自分が出られるっていうのは本当に信じられなくて。スタジオの中で初めて「ペガサス流星拳」という言葉を古谷さんから聞いたときには本当に感動しました。もう胸の奥から、自分の小宇宙(コスモ)が沸き上がってくるような(笑)、そんな感じだったんですけど。私もある種、夢が叶ったって言う気持ちがいっぱいで、本当に頑張らなきゃいけないな、っていう気持ちで、臨んでいます。
 

◆蒼摩役・小西克幸さん : やっぱり男の子で「聖闘士星矢」の嫌いな人っていないと思います。みんな大好きなんじゃないかなと思っておりまして。僕も、マンガもアニメもずっと見させて頂いていて、今こうやって「聖闘士星矢Ω」という作品に関わらせて頂いてることが、本当に不思議に思います。「夢見てるんじゃないかな」っていうような、ちょっと「オンエアまで油断できないな」っていうか。「放送した時に違う人の声になってるかもしれないな」って言う、恐ろしさもあり(笑)、なのでまだ夢の中にいるような気分ですね。
現場では古谷さんがいらっしゃって、その中で小宇宙を燃やして闘わなくてはいけないんですけど、「あ〜!星矢がいる〜!緊張するな〜!」と思って(笑)。俺も(小宇宙を)燃やして闘っていきたいと思います。
まだ(主要キャラクターが)出揃っていないので、現場の雰囲気っていうのも、これからどうなっていくのかな、という感じなんですが、この先にパライストラっていう聖闘士の養成学校のお話になって、僕たちが演じてる役と同年代の聖闘士がいっぱい出てきますので、そうなってくるとどんどんまた雰囲気も変わってきて、「聖闘士星矢Ω」という作品の色が出てくるんじゃないかなと思ってますので、何卒、よろしくお願いします。
 

若林 : 続きまして、龍峰役の柿原さんとエデン役の諏訪部さんに。諏訪部さんに関してはまだ一度もアフレコやっていなくて、柿原さんに関してはこの間初めて龍峰をやって頂いたという所なんですが、この作品に対する期待と、かつての「聖闘士星矢」に関する思い出などあればお願いします。
 

◆龍峰役・柿原徹也さん : 今回、世界中の星矢ファンの皆さんが見ていらっしゃるということですが、僕自身も海外出身で、小さい頃から日本のアニメやマンガに憧れがあり、その中でも一番思い出に残っている作品が「聖闘士星矢」でした。その作品に携わらせて頂くということ自体が、本当に信じられないことでもあり、光栄なことですし、こんなに沢山の人に愛されている作品なので、僕たちの世代からも、また次の世代にどんどん繋げていけるような作品にしていきたいと心より思っています。
現場自体も本当に「聖闘士星矢」が好きな人たちが作っているんだなということがよくわかる現場でスタッフや、役者の皆さんの熱い想いがよく伝わってきます。僕も皆さんの熱に負けないように、新しい聖闘士たちと共に走り抜けていきたいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 

◆エデン役・諏訪部順一さん(以下、諏訪部) : エデン役の諏訪部順一です。今はじめて「エデン役です」と公の場で自己紹介しました。あこがれの聖闘士(セイント)を演じられることを本当に嬉しく思います。
「聖闘士星矢」は自分にとって思い入れのある作品です。最初のアニメオンエアは自分が中学生の頃だったのですが、段ボールを使って聖衣(クロス)を作ってみたことを思い出しました。紙聖闘士だった自分が、遂に青銅(ブロンズ)に昇格です!
 

会場 : 笑い
 

◆諏訪部 : 自分はこれからアフレコに参加するのですが、「キャラクターがスピィーディーに動くので大変だよ」と他のキャストのみなさんから脅かされております(笑)
少年の心を忘れず、内なる小宇宙を爆発させて頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。
 

若林 : では、ファンの方に向けての一言を、キャストを代表して、光牙役の緑川さんから頂きたいと思います。
 

◆緑川 : この「聖闘士星矢」という作品が本当に偉大だ、って言うことは重々承知しております。でもこれから新しくオメガを作って行かなくてはいけないので、「先代は凄い、先代は凄い」って思っていても、やっぱりいいものは出来ないと思うので、師を抜かしたい、抜かせたらいいな、抜かすぞ!というぐらいの意気込みを持って、スタッフ一丸となって頑張りますのでぜひぜひ最後まで見届けて下さい。