ストーリー

2003年05月25日 放送

第17話
「愛と野望のミラノ」

ミラノにやって来たナージャたち一行。ミラノの象徴「ドゥオーモ」の広場での公演は連日大盛況!気を良くした団長は、次の日を休みとし、観光と洒落込む事にした。しかしナージャには観光よりもしたいことがあった。それは母の事を知っていると思われる人物を探すこと。ケンノスケを引き連れてナージャはミラノの街に繰り出した。

ミラノの舞踏会で母が踊った貴族、ヴィットーリオ・カプレーティを探すナージャ達。そこに、またまたレオナルドが現われた。少し強引に朝食に付き合わされたナージャ達だったが、そこでレオナルドに、貴族の集まりそうな店や場所を教えてもらう。そんな中、ナージャを探すヘルマン一行もミラノに到着していた。

レオナルドのメモを頼りに貴族御用達の店をわたり歩いていくナージャ達。一方、ヘルマンは、ナージャが様々な国を旅していることから、音楽家や画家に弟子入りしているのだと想像し、芸術家が集まりそうな所を中心に探していく。そのうち、ナージャ達の居る店へと向うが、すんでの所でいつもニアミス。なかなかナージャを見つけ出せない。

ヘルマン一行の捜索を運良くかわし、レオナルドとティエリの協力でヴィットーリオの屋敷を探し当てたナージャ達。しかし屋敷の門は封鎖され、人が住んでる気配も無い。ヴィットーリオはアントニオに全財産を巻き上げられてしまっていたのだ。結局母の手掛かりも無く、落ち込むナージャだったが、想い続ければ必ず会えると信じ、笑顔を取り戻すのだった。

スタッフ

脚本 K.Y.グリーン
演出 山吉 康夫
作画監督 青山 充
美術監督 ゆきゆきえ/塩崎 広光