ストーリー

パリを発ち、フランスのロレーヌ地方へとやってきた一座。その目的は団長のライフワークであるトレジャーハンティングのためだ。団長にのせられ、お宝の使い道を妄想し、やる気満々のナージャとケンノスケ。目指すは英雄、ジャンヌ・ダルクの宝！！

地図を頼りに宝の在処を捜す三人。わりとあっさり辿り着いた場所にあったものは何と八百屋だった。きゅうり一山と引き換えに新たな地図を手に入れたナージャ達が辿り着いた場所…今度は教会！！

神父様の話から更にエスカレートした宝の使い道に思いを馳せるナージャとケンノスケ。本物の地図をやっと手に入れた三人はガイドのおじさんと共に道無き道を切り開き、進み続ける…！

切り立った崖を登りきり、とうとうお宝の在処に辿り着いたナージャ達。しかしそこにあったのは廃墟に咲いた一面の百合の花畑。お宝は、ジャンヌが平和を祈って埋めた百合の球根のことだった。一攫千金は無かったが、確かに英雄、ジャンヌダルクの宝を見つけたナージャ達だった。