コロンパスさんが、またまた妙な物を発明しました。その名も「心をのぞく葉っぱ」。心穏やかな人がさわると緑色に、不安や悩みがある人がさわると黄色や赤になるのです。メモルはいい事を思いつきました。グレイスに葉っぱをさわってもらえば、病気の原因が何かわかるかもしれない! ところが、グレイスがその葉っぱをさわるときれいな緑色になりました。病気の人の心が、本当に安らぐはずがありません。不思議に思ったメモルが様子を見に行くと、グレイスは一人でピアノを弾いていました。まだ記憶が戻っていないというのに…。 その時、強い風に背中を押され、メモルはグレイスの部屋の中に落ちてしまいます!慌てて人形のふりをするメモルをそっと手にのせ、グレイスが語り出した事とは…?
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