ポピットは朝早く、お父さんのフォルテンさんと散歩に出かけるのが日課です。ある日、太陽が昇るのを見て、宇宙が大きなカレンダーになっているという事を教わります。その日から、ポピットは落ち葉集めにも参加せず、星空の勉強に没頭するようになりました。地球にいても、リルル星が今何月何日なのかがわかるカレンダーを作ろうとしていたのです。 しかし、フォルテンさんをはじめ他の人たちは、宇宙やリルル星の事など頭にないようにふるまい、ポピットの話をまともに聞こうとしません。誰にもわかってもらえないポピットは、とうとう家を飛び出してしまいました。あわてて探しに行くメモルたち。 皆は忘れてしまったのでしょうか?平和な村作りよりも大切なこと…皆の故郷、リルル星のことを…。
|