西風の強い日に、ハーモニカが聞こえてきました。風下には、帽子作りのミモザさんの家…リュックマンがミモザさんに聞かせるためにふいていたのです。メモルたちは、ミモザさんがリュックマンの事を「いい人だと思う」というのを聞いて早合点。リュックマンにその言葉を伝えてしまいます。その日からリュックマンは旅人をやめ、ミモザさんをお嫁さんに迎えるために小屋を建て始めます。 ある日、メモルとポピットに、ミモザさんから結婚式で「愛のキューピッド」役をやってほしいという頼みが来ます。ところが、お婿さんは何とガラゴンさん!メモルたちは、ミモザさんが結婚する事を、とてもリュックマンには伝えられませんでした。 やがて、結婚式の日。真実を知ったリュックマンは…。
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