第26話

メモルは、サンロアーヌ芸術学院の女子寮でマリエルと一緒に生活することになりました。これからは楽しい毎日になるはず!と、二人はうきうきしていました。
ところが、マリエルは朝から授業に行ってしまい、メモルはずっと部屋に一人っきりの毎日。最初こそ部屋の中を探検したり、お風呂に入ったりと楽しんでいましたが、とうとう退屈してしまいます。「遊んでくれなきゃ絶対イヤ!!」メモルは怒ったり泣いたり、だだをこねてしまいます。
マリエルが遅くなっても部屋に帰ってこられないのには、訳がありました。実は、マリエルは生活がだらしないということで、舎監の先生から毎日6時間のピアノのレッスンを命じられていたのです。そして、それはメモルにも原因があったのです。それを知ったメモルは…?

ひとりぼっちのメモル
©東映アニメーション