マリエルの山荘に、ある日突然グレイスが訪ねてきます。慌てて冷たい飲み物を用意しようとマリエルが部屋を離れたすきに、グレイスはマリエルの日記を一枚破ってポケットのしまってしまいました。そのページには、なんとメモルのことが書いてあったのです! グレイスはその日記を読んで、マリエルの大事な友だちである「メモル」という人物を、マリエルのボーイフレンドだと思いこんでしまいます。そしてオスカーに、マリエルをあきらめて自分と一緒に町へ戻るよう告げます。 メモルはそれを知って悩みます。「あたしが正体あらわしていいんなら、オスカーに本当のことが言えるんだけどなぁ…」 小さなメモルが大きな地球人の前に姿をさらすのは、とても危ないこと。さぁ、どうすればいいのでしょう…?
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