スペシャル

最終回に向けたリレーインタビュー

人造人間17号役

中原茂さんインタビュー

人造人間17号について

17号がまた『ドラゴンボール』に登場するとは、まったく思っていなかったので、それはやっぱり嬉しかったですね。ゲームなどでは演じていましたが、鳥山先生原案の宇宙サバイバル編に登場できるとは! それもメインとして活躍して、最終回まで残ることができるなんて、感無量です。

セル編のときにはなかった、悟空だったり、悟飯だったり、フリーザだったり、いろいろなキャラクターとの絡みもあって、おもしろかったですね。でもやっぱり、18号といっしょに戦えたというのが一番嬉しかったです。

17号は昔とは違って、家族も養子もいて、1つの島を守っている…これはどう考えても、16号の遺志を継いでるんじゃないかと感じましたね。宇宙サバイバル編の中でもやっぱり、悟空と初めて出会って、いっしょに戦って、語り合ったあの2話(第86~87話)が一番印象に残っていますね。そのときにすんなり、演じることができたんですよ。なんの抵抗もなく帰ってきた感じで、物語の中での年月の経過はありましたが、自然体で演じることができました。

最終回の見所

17号が最終回まで残っているなんて、きっと誰も予想できなかったですよね。自爆して死んだのかと思っていたら…ねえ。17号、フリーザ、悟空が残るなんて。この3人が共闘するなんて…ただの戦いじゃなく、ものすごい化学反応が起きます。鳥山先生原案ですから、きっと誰もが予想しえなかったクライマックスを迎えます。誰もが多分、納得してくれるんじゃないかと思います。『ドラゴンボール』らしい結末を迎えます。鳥山先生にこの続きを考えていただいて、またみなさんに会えるのを楽しみにしています!