スペシャル

最終回に向けたリレーインタビュー

ピッコロ役

古川登志夫さんインタビュー

ピッコロについて

『ドラゴンボール超』宇宙サバイバル編は、天下一武道会を彷彿させる内容でしたね。ピッコロもマジュニアとして登場したのが天下一武道会だったので、『ドラゴンボール』の原点に返ったようで嬉しかったですね。でも1対1の天下一武道会とは違って、バトルロワイヤルという形式が、いろんな組み合わせの戦いが生まれるところが進化してるなと感じました。

『ドラゴンボール超』では戦うピッコロよりも、悟飯の家の家政婦みたいなピッコロが多くて。それはそれで、演じるのはおもしろいんですけど、力の大会では悟飯との共闘もたくさんさせていただいて、非常に嬉しかったですね。

『ドラゴンボール』というのは非常に不思議な作品で、すべての国で人気なんですよね。 僕は最近、世界各地のポップカルチャー、アニメやマンガのコンベンションに呼ばれて行くんですが、どこの国でも『ドラゴンボール』のコスプレイヤーがいるんですよ。普通はお国柄で、同じ日本の作品でも盛り上がっているもの、盛り上がってないものがあるんですが、『ドラゴンボール』はどこでも人気、国を越えて人気がある作品なんです。

そして『ドラゴンボール超』は、単純な勧善懲悪の話ではなくなってきていて、それは『ドラゴンボール』も成長してきているんじゃないかなと思っています。観てくださっているみなさんも子どもから学生さんから大人まで幅広いですよね。そんなみなさんに喜んでもらえるように、スタッフも、演者も一生懸命作っています。

最終回の見所

『ドラゴンボール』は全世代に、そして全世界に向けた作品になりました。最終回は、子供だけでなく、大人のみなさんにも、楽しんでいただけるものになっていると思います。TVアニメは、いったんここで最終回ですが、またきっと始まるんじゃないかなと期待しています。12月の映画ももちろんですが、その後の展開にみなさんも期待してください!