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「さまぁ~ずの神ギ問」野沢雅子さんインタビュー未放映パートを特別公開!
孫悟空・孫悟飯・孫悟天
野沢雅子
さん
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3月3日(土)19時よりフジテレビにて放送された「さまぁ~ずの神ギ問」にて収録された悟空役の野沢雅子さんの「ドラゴンボール」そして悟空への熱い想いと愛がたっぷり詰まったインタビューのテレビ未放映パートを特別に記事として公開します!
“悟空イコール野沢雅子”
――『ドラゴンボール超』の宇宙サバイバル編が佳境に入っていると思いますが、収録現場の様子はいかがでしょうか。
野沢:
収録現場の雰囲気はとってもいいです。みんな燃えてやっていますね。
――もう30年以上も悟空役を演じられていますが、初めて悟空の声を演じた時の感想は?
野沢:
初めて悟空を見た時は、尻尾がめっちゃめちゃ可愛くって。オーディションに受かってよかったと思いました。
――オーディションではどういったことをされたんですか?
野沢:
尻尾がある可愛い悟空の絵があって、「これが今日のオーディションの人物です」って言われて。私は絵を見たら“すっ”と役に入れるタイプなので、それで出た声がたまたま悟空のイメージと一致したんだと思います。
――意図して変えたりはせずに、そのままの声で?
野沢:
そのままの声で、変えません。“悟空イコール野沢雅子”ですから。
――1人で悟空、悟飯、悟天と3役もやられて、大変ではないですか?
野沢:
全然、大変じゃないですよ。もう当たり前です。
――3役とも一緒に収録されているんですか?
野沢:
今は別々に録っています。最初の頃は一緒に録っていたんですけど、「マコさんがやっちゃうと、みんなもできると思われるから、やめてください」って、後輩に怒られちゃって(笑)。それからは別々に録るようになりましたね。悟空はみなさんと一緒に録って、悟飯と悟天をそれぞれ後から録っています。
――3役をどう演じ分けているんですか?
野沢:
意識して演じ分けたことはないですね。悟空の絵があったらすぐに悟空になるし、悟飯だったら悟飯の声で喋るし。悟飯と悟天も最初から自然に出た声です。
――ある程度決めて声を出しているわけではなく?
野沢:
そうですね。素直に出ている声です。私は人間的には素直じゃないんだけど、役のときは素直なんですよ(笑)。役に“すっ”と入っていけるんです。
――でも3役も演じ分けるのは素晴らしいです。
野沢:
3役も演じられるのは、役者としては最高ですね。悟空は主役で、悟飯は準主役みたいなものじゃないですか。だから悟飯の役は絶対に私ではないと思っていたんです。 ちょうど悟飯が登場する頃、『ドラゴンボール』のメンバーで屋形船に乗ったんですよ。その時にプロデューサーから「今度、悟空の子どもの悟飯が登場します」って発表があって、メンバーがみんな「僕、悟飯です」って悟飯の声を演じてオーディションみたいな雰囲気になって。でも私は主役をやらせてもらっているから、やったら失礼だと思って参加しなかったんです。それでいよいよ悟飯が登場した時に台本を見たら、声優のところに名前がないんですよ。それでプロデューサーに「悟飯は誰がやるんですか」って聞いたら「台本に書いてあるでしょう」って言うんです。よく見たら、いつも孫悟空の真下に野沢雅子って書いてあるのが、ちょっとズレて孫悟飯寄りに私の名前が書いてあって。「えっ、私?」って、ビックリしました。もう最高の気分でしたね。役者をやっていてよかったと思いました。
――オーディションをしなくても、やっぱり野沢さんにおまかせしたいなということですね。
野沢:
そう思っていただけたとしたら、本当に幸せです。
――悟空、悟飯、悟天で声に違いを出すコツはありますか?
野沢:
3人の違いというと、悟空は山の中でじっちゃんに育てられているから、目の前にあるものが食べられるか食べられないかも、知らないんですよ。悟飯くんは教育ママに育てられて、お勉強をさせられているから悟空とはまったく違うじゃないですか。悟天くんはちょっとヤンチャで子供らしい。その違いを自分の中にインプットしていますね。
――幼少期と青年期との違いはどう演じ分けているんですか?
野沢:
それもよく聞かれるんですけど、私の場合“演じる”って意識したことがないんですよ。役の中に入っちゃっているから、自然と出る言葉が悟飯くんであり悟天くんであり、悟空であると思うんですよね。
――その中でも特に自然と出てくる声は?
野沢:
だいたい同じに出るけど、一番は悟空ですね。やっぱり長い付き合いですから。
――悟空の魅力はどんなところだと思いますか?
野沢:
悟空の魅力はどんな相手でも悪く見ないというところです。やっぱり人間って、嫌なものに対しては嫌な態度になるじゃないですか。でも悟空は素直に素直に生きていて、嫌なものなんて無いと思うんです。そういうところが偉いですよね。見習わなきゃと思います。
みんなも悟空のようになってほしい
――『ドラゴンボール』シリーズの中で一番好きなキャラクターは?
野沢:
もちろん悟空ですね。あの生き方がいいです。世の中の人がみんな悟空のようだったら、とってもいい世の中になると思います。
――でも、ちょっとヤンチャすぎませんか?
野沢:
ヤンチャすぎるけど、平和で良い世の中になると思うんですよね。
――ちなみにご自分が演じているキャラクター以外では誰が好きですか?
野沢:
ピッコロさんですね。
――ピッコロさんのどういうところが好きですか?
野沢:
ニヒルなのに面白かったり、わりとドジなところですかね。最初に登場したシーンが素晴らしかったんです。頭にターバンを巻いてマントをひるがえして、カッコよかった。ピッコロさんを好きな人って多いと思います。でも悟飯がピッコロに鍛えられている時は、悟飯がいじめられているみたいで憎くてしょうがなかったんですよ。鍛え方があまりに厳しいから、思わず古川さん(ピッコロ役の古川登志夫さん)に「悟飯は子どもなんだから、そんなに厳しくしないで!」って言っちゃったんです。そうしたら古川さんに「役でやっていますから」って言われてしまって(笑)。私の中では役じゃなくなっていたんですよね。
――一番キライというか、憎たらしい、許せないキャラクターは?
野沢:
うーん…しいて言うならセルかな。セルって悪いしワガママだし、自分の生きたいように生きているじゃないですか。尻尾を振り回して、みんなに迷惑だと思いますね。
――意外ですね、私はフリーザかなと思っていました。
野沢:
フリーザは妙な子供っぽさがあるから好きです。闘っていてやられたら痛いにきまっているじゃないですか。それなのに悟空にやられた時のセリフが「いまのはいたかっぞーっ!!!!!」って。あなた、何を言っているんですかって思いましたね(笑)。フリーザのそういうところが好きです。セルはもう悪役ですから。でも悪役としての魅力はあるんですよね。
――一番好きなシーンは?
野沢:
レッドリボン軍がスノの家を襲ったシーンですね。悟空がトイレに入っているときに、レッドリボン軍が銃を撃ってきたんです。トイレのドアが穴だらけになっちゃったので「えっ? 悟空死んじゃったの!?」と思ったら、トイレのドアがギィィ…って開いたんです。そうしたら悟空が「痛ってぇ!」って言って出てきたんですよ。そのシーンが悟空らしくて大好きですね。
――心配させておいて、心配いらないのが悟空なんですよね。
野沢:
そう、悟空は心配いらないんですよ。でもみんなが心配してくれるところがうれしいですよね。きっと悟空もうれしいと思います。
――アフレコで特に思い入れがあったシーンはありますか?
野沢:
やっぱりクリリンがフリーザにやられたシーンです。悟空が「クリリンのことか――――――――っ!!!!!」ってすっごく怒るところ。親友の結びつきが感じられて、良いシーンですよね。 私たちもみんな悟空のように“誰かのため”という気持ちを持てたらいいと思うんですよ。そういう気持ちがないから、いろいろな問題が起きてしまう。だからみんなも悟空のようになってほしいと思いますね。
お餅を毎日365日食べています
――でも悟空のようになるのは難しいですよね。
野沢:
悟空は自然体で生きていますからね。こういう生き方をしなきゃって考えて、生きている人じゃないですから。 だからいつも周りが巻き込まれて大変なんだけど(笑)。
――悟空の声を30年以上も演じていらっしゃいますが、ご自身の元気の源はどこにあると思われますか?
野沢:
悟空のように自然体で生きているからだと思います。私、あまり好き嫌いもないんですよ。ちょっと脂っぽいものは好きじゃないんですけど、でも決して嫌いではないんです。 だからそれが良いんじゃないかな。昔から、なんでも美味しいと思って食べます。
――一番大好きな食べ物は?
野沢:
お餅が大好きで、毎日、365日食べています。一緒にご飯を食べるから、お餅は1日1個ですね。
――ご飯と一緒にお餅も食べるんですか!?
野沢:
食べ過ぎですか? そんなことないですよね。ご飯は一膳でお餅も一個ですから。お餅はシンプルにお醤油だけで食べます。海苔も巻いちゃダメ。
――お餅はおかずとして召し上がっているんですか?
野沢:
多分、主食だと思います。だから1杯のご飯と同じになるんじゃないかしら(笑)。おかずとご飯を食べてから、最後に焼いたお餅を食べます。好きなものは最後に食べたいから。
――だからこんなにお元気なんですね。
野沢:
そうかしら(笑)。きっと、お餅はいいんですよ。みなさんも食べてください。
――ストレスも貯めないようにしているんですか?
野沢:
ストレスはないです。どこかで発散しているとしたら、ショッピングかな。見て歩くのが大好きだから、買わなくてもウインドウショッピングだけでいいんです。
オリンピックで聖火をつけたい
――それでは最後に野沢さんの将来の夢ややってみたいことをお伺いしたいと思います。
野沢:
私がやってみたいことは…オリンピックに出たいです。
――オリンピックに出るんですか!?
野沢:
いや、走ったりするのは苦手なので、競技ではないです(笑)。オリンピックでなにをしたいかというと、聖火をつけたいんです。東京オリンピックで悟空のかめはめ波で聖火台に火を灯したい。悟空が「かめはめ波―っ!」って言ったら、聖火がぶわ~っと灯って! 聖火って世界中を繋いで、みんなで幸せになろうねっていうものじゃないですか。悟空は世界的に人気があって、世界中の人たちに愛してもらっているから、私は悟空で聖火を灯したいんです。
――競技場で?
野沢:
競技場でやらなきゃ意味がないですもんね。そこらへんの原っぱでやってもねぇ(笑)。かめはめ波がダメなら「はーっ!」だけでもいいです。みんなの気を集めて聖火台に放ちたい。観ている人も選手も、世界中のみなさんの気を乗せた、元気玉みたいなかめはめ波です。私は走ることはできないですけど、それならできると思うんで。
――是非実現したいですね!ありがとうございました!
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「さまぁ~ずの神ギ問」野沢雅子さんインタビュー未放映パートを特別公開!
孫悟空・孫悟飯・孫悟天
野沢雅子さん
“悟空イコール野沢雅子”
野沢:収録現場の雰囲気はとってもいいです。みんな燃えてやっていますね。
――もう30年以上も悟空役を演じられていますが、初めて悟空の声を演じた時の感想は?
野沢:初めて悟空を見た時は、尻尾がめっちゃめちゃ可愛くって。オーディションに受かってよかったと思いました。
――オーディションではどういったことをされたんですか?
野沢:尻尾がある可愛い悟空の絵があって、「これが今日のオーディションの人物です」って言われて。私は絵を見たら“すっ”と役に入れるタイプなので、それで出た声がたまたま悟空のイメージと一致したんだと思います。
――意図して変えたりはせずに、そのままの声で?
野沢:そのままの声で、変えません。“悟空イコール野沢雅子”ですから。
――1人で悟空、悟飯、悟天と3役もやられて、大変ではないですか?
野沢:全然、大変じゃないですよ。もう当たり前です。
――3役とも一緒に収録されているんですか?
野沢:今は別々に録っています。最初の頃は一緒に録っていたんですけど、「マコさんがやっちゃうと、みんなもできると思われるから、やめてください」って、後輩に怒られちゃって(笑)。それからは別々に録るようになりましたね。悟空はみなさんと一緒に録って、悟飯と悟天をそれぞれ後から録っています。
――3役をどう演じ分けているんですか?
野沢:意識して演じ分けたことはないですね。悟空の絵があったらすぐに悟空になるし、悟飯だったら悟飯の声で喋るし。悟飯と悟天も最初から自然に出た声です。
――ある程度決めて声を出しているわけではなく?
野沢:そうですね。素直に出ている声です。私は人間的には素直じゃないんだけど、役のときは素直なんですよ(笑)。役に“すっ”と入っていけるんです。
――でも3役も演じ分けるのは素晴らしいです。
野沢:3役も演じられるのは、役者としては最高ですね。悟空は主役で、悟飯は準主役みたいなものじゃないですか。だから悟飯の役は絶対に私ではないと思っていたんです。 ちょうど悟飯が登場する頃、『ドラゴンボール』のメンバーで屋形船に乗ったんですよ。その時にプロデューサーから「今度、悟空の子どもの悟飯が登場します」って発表があって、メンバーがみんな「僕、悟飯です」って悟飯の声を演じてオーディションみたいな雰囲気になって。でも私は主役をやらせてもらっているから、やったら失礼だと思って参加しなかったんです。それでいよいよ悟飯が登場した時に台本を見たら、声優のところに名前がないんですよ。それでプロデューサーに「悟飯は誰がやるんですか」って聞いたら「台本に書いてあるでしょう」って言うんです。よく見たら、いつも孫悟空の真下に野沢雅子って書いてあるのが、ちょっとズレて孫悟飯寄りに私の名前が書いてあって。「えっ、私?」って、ビックリしました。もう最高の気分でしたね。役者をやっていてよかったと思いました。
――オーディションをしなくても、やっぱり野沢さんにおまかせしたいなということですね。
野沢:そう思っていただけたとしたら、本当に幸せです。
――悟空、悟飯、悟天で声に違いを出すコツはありますか?
野沢:3人の違いというと、悟空は山の中でじっちゃんに育てられているから、目の前にあるものが食べられるか食べられないかも、知らないんですよ。悟飯くんは教育ママに育てられて、お勉強をさせられているから悟空とはまったく違うじゃないですか。悟天くんはちょっとヤンチャで子供らしい。その違いを自分の中にインプットしていますね。
――幼少期と青年期との違いはどう演じ分けているんですか?
野沢:それもよく聞かれるんですけど、私の場合“演じる”って意識したことがないんですよ。役の中に入っちゃっているから、自然と出る言葉が悟飯くんであり悟天くんであり、悟空であると思うんですよね。
――その中でも特に自然と出てくる声は?
野沢:だいたい同じに出るけど、一番は悟空ですね。やっぱり長い付き合いですから。
――悟空の魅力はどんなところだと思いますか?
野沢:悟空の魅力はどんな相手でも悪く見ないというところです。やっぱり人間って、嫌なものに対しては嫌な態度になるじゃないですか。でも悟空は素直に素直に生きていて、嫌なものなんて無いと思うんです。そういうところが偉いですよね。見習わなきゃと思います。
みんなも悟空のようになってほしい
野沢:もちろん悟空ですね。あの生き方がいいです。世の中の人がみんな悟空のようだったら、とってもいい世の中になると思います。
――でも、ちょっとヤンチャすぎませんか?
野沢:ヤンチャすぎるけど、平和で良い世の中になると思うんですよね。
――ちなみにご自分が演じているキャラクター以外では誰が好きですか?
野沢:ピッコロさんですね。
――ピッコロさんのどういうところが好きですか?
野沢:ニヒルなのに面白かったり、わりとドジなところですかね。最初に登場したシーンが素晴らしかったんです。頭にターバンを巻いてマントをひるがえして、カッコよかった。ピッコロさんを好きな人って多いと思います。でも悟飯がピッコロに鍛えられている時は、悟飯がいじめられているみたいで憎くてしょうがなかったんですよ。鍛え方があまりに厳しいから、思わず古川さん(ピッコロ役の古川登志夫さん)に「悟飯は子どもなんだから、そんなに厳しくしないで!」って言っちゃったんです。そうしたら古川さんに「役でやっていますから」って言われてしまって(笑)。私の中では役じゃなくなっていたんですよね。
――一番キライというか、憎たらしい、許せないキャラクターは?
野沢:うーん…しいて言うならセルかな。セルって悪いしワガママだし、自分の生きたいように生きているじゃないですか。尻尾を振り回して、みんなに迷惑だと思いますね。
――意外ですね、私はフリーザかなと思っていました。
野沢:フリーザは妙な子供っぽさがあるから好きです。闘っていてやられたら痛いにきまっているじゃないですか。それなのに悟空にやられた時のセリフが「いまのはいたかっぞーっ!!!!!」って。あなた、何を言っているんですかって思いましたね(笑)。フリーザのそういうところが好きです。セルはもう悪役ですから。でも悪役としての魅力はあるんですよね。
――一番好きなシーンは?
野沢:レッドリボン軍がスノの家を襲ったシーンですね。悟空がトイレに入っているときに、レッドリボン軍が銃を撃ってきたんです。トイレのドアが穴だらけになっちゃったので「えっ? 悟空死んじゃったの!?」と思ったら、トイレのドアがギィィ…って開いたんです。そうしたら悟空が「痛ってぇ!」って言って出てきたんですよ。そのシーンが悟空らしくて大好きですね。
――心配させておいて、心配いらないのが悟空なんですよね。
野沢:そう、悟空は心配いらないんですよ。でもみんなが心配してくれるところがうれしいですよね。きっと悟空もうれしいと思います。
――アフレコで特に思い入れがあったシーンはありますか?
野沢:やっぱりクリリンがフリーザにやられたシーンです。悟空が「クリリンのことか――――――――っ!!!!!」ってすっごく怒るところ。親友の結びつきが感じられて、良いシーンですよね。 私たちもみんな悟空のように“誰かのため”という気持ちを持てたらいいと思うんですよ。そういう気持ちがないから、いろいろな問題が起きてしまう。だからみんなも悟空のようになってほしいと思いますね。
お餅を毎日365日食べています
野沢:悟空は自然体で生きていますからね。こういう生き方をしなきゃって考えて、生きている人じゃないですから。 だからいつも周りが巻き込まれて大変なんだけど(笑)。
――悟空の声を30年以上も演じていらっしゃいますが、ご自身の元気の源はどこにあると思われますか?
野沢:悟空のように自然体で生きているからだと思います。私、あまり好き嫌いもないんですよ。ちょっと脂っぽいものは好きじゃないんですけど、でも決して嫌いではないんです。 だからそれが良いんじゃないかな。昔から、なんでも美味しいと思って食べます。
――一番大好きな食べ物は?
野沢:お餅が大好きで、毎日、365日食べています。一緒にご飯を食べるから、お餅は1日1個ですね。
――ご飯と一緒にお餅も食べるんですか!?
野沢:食べ過ぎですか? そんなことないですよね。ご飯は一膳でお餅も一個ですから。お餅はシンプルにお醤油だけで食べます。海苔も巻いちゃダメ。
――お餅はおかずとして召し上がっているんですか?
野沢:多分、主食だと思います。だから1杯のご飯と同じになるんじゃないかしら(笑)。おかずとご飯を食べてから、最後に焼いたお餅を食べます。好きなものは最後に食べたいから。
――だからこんなにお元気なんですね。
野沢:そうかしら(笑)。きっと、お餅はいいんですよ。みなさんも食べてください。
――ストレスも貯めないようにしているんですか?
野沢:ストレスはないです。どこかで発散しているとしたら、ショッピングかな。見て歩くのが大好きだから、買わなくてもウインドウショッピングだけでいいんです。
オリンピックで聖火をつけたい
野沢:私がやってみたいことは…オリンピックに出たいです。
――オリンピックに出るんですか!?
野沢:いや、走ったりするのは苦手なので、競技ではないです(笑)。オリンピックでなにをしたいかというと、聖火をつけたいんです。東京オリンピックで悟空のかめはめ波で聖火台に火を灯したい。悟空が「かめはめ波―っ!」って言ったら、聖火がぶわ~っと灯って! 聖火って世界中を繋いで、みんなで幸せになろうねっていうものじゃないですか。悟空は世界的に人気があって、世界中の人たちに愛してもらっているから、私は悟空で聖火を灯したいんです。
野沢:競技場でやらなきゃ意味がないですもんね。そこらへんの原っぱでやってもねぇ(笑)。かめはめ波がダメなら「はーっ!」だけでもいいです。みんなの気を集めて聖火台に放ちたい。観ている人も選手も、世界中のみなさんの気を乗せた、元気玉みたいなかめはめ波です。私は走ることはできないですけど、それならできると思うんで。
――是非実現したいですね!ありがとうございました!