ファミリーで楽しめるメルヘンファンタジーが、颯爽と登場!
渇いた時代に潤いを取り戻すため、児童文学の金字塔、初のテレビアニメ化です。

タイトルロゴ

『とんがり帽子のメモル』、『メイプルタウン物語』の路線を受け継ぐメルヘンファンタジー作品の復活!メルヘンの王道を目指します。


シリーズ構成:山田隆司

シリーズディレクター:佐藤順一

キャラクターデザイン:稲上晃

音楽:有澤孝紀

美術:ゆきゆきえ、行信三

色彩設計:辻田邦夫


と、実力者のスタッフを集結、名前を聞いてピンときた皆さんの期待は裏切りません!



個性ある多様なキャラクターが、大活躍。児童文学の金字塔、福永令三氏が二十数年かけて育てた「クレヨン王国」の深く味わいのある世界を堪能してください。


9月スタートの本作の物語は、お話の中の世界も秋でスタート、以降、視聴者である子供たちと一緒に、物語の主人公・シルバーたちは季節を感じる旅をしていきます。


◆ストーリー

クレヨン王国のシルバー王女は、みんなを和ませる、とびきりの笑顔がすてきな12歳です。だけど、12の悪い癖を持っていて、クレヨン王国のカメレオン総理や12色のクレヨン大臣たちはいつも困っています。

そんなシルバー王女の12歳の誕生パーティーが盛大に開かれました。会場でシルバーは好みのタイプの少年を見つけますが、悪い癖を持つ王女に興味は無いと、相手にされません。むくれるシルバーの傍らで、少年はシルバーの両親である国王、王妃を石に変えてしまいました。このままでは二人は死んでしまいます。シルバーは悪口を言われた少年を捜し、ついでに魔法を解いてもらうため、旅に出る決意をします。

旅のお供にはクレヨン城の門番、理屈っぽい鶏アラエッサと、のんびり屋の豚ストンストンが付きました。そして小箱に入った12人の個性豊かな野菜たちが、3人の手助けをしてくれます。また、クレヨン王国では留守を預かるカメレオン総理がケータイを持って3人を見守っています。もっとも趣味に熱中してケータイに出てくれないときもあるんですが…。

さあ、シルバーたちの行く手には何が待っているのでしょう。かわいい冒険の始まりです。

◆原作紹介
著者・福永令三氏の「クレヨン王国シリーズ」は、氏が1964年に、シリーズ第1作となる『クレヨン王国の十二か月』で第五回講談社児童文学新人賞を受賞後、次々と発表されたシリーズで、1980年に講談社の「青い鳥文庫」として発表されて以来、1997年8月までに27タイトル、全36巻に達する超ロングセラーのシリーズ作品です。

テレビアニメでは、全三十数巻に及ぶシリーズから、クレヨン王国の住人たちだけで話が成立する作品群をピックアップ、『クレヨン王国の十二か月』(シリーズ1作目)、『クレヨン王国新十二か月の旅』(同13作目)、『クレヨン王国シルバー王妃花の旅』(同21作目)、以上の3作品を軸に、世界観と物語を創り上げます。そして主人公に、若干設定を変更されたシルバー王女を擁し、女の子の成長物語を、愉快なクレヨン王国の仲間たちと繰り広げる冒険を通じて展開していきます。

以下は、既刊のクレヨン王国シリーズのタイトルです。今回のテレビシリーズでは、残念ながら全てを盛り込むことはできないのですが、この機会にクレヨンの大きな世界を味わってみてはいかがでしょうか。

『クレヨン王国の十二か月』

『クレヨン王国の花ウサギ』

『クレヨン王国いちご村』

『クレヨン王国のパトロール隊長』

『クレヨン王国の白いなぎさ』

『クレヨン王国七つの森』

『クレヨン王国なみだ物語』

『クレヨン王国月のたまご』(1)〜(8)

『クレヨン王国からきたおよめさん』

『クレヨン王国まほうの夏』

『クレヨン王国春の小川』

『クレヨン王国の赤トンボ』

『クレヨン王国新十二か月の旅』

『クレヨン王国黒の銀行』

『クレヨン王国森のクリスマス物語』

『クレヨン王国水色の魔界』

『クレヨン王国王さまのへんな足』

『クレヨン王国109番めのドア』(1)(2)

『クレヨン王国デパート特別食堂』

『クレヨン王国幽霊村へ三泊四日』

『クレヨン王国シルバー王妃花の旅』

『クレヨン王国ロペとキャベツの物語』

『クレヨン王国とんでもない虹』

『クレヨン王国12妖怪の結婚式』

『クレヨン王国茶色の学校』

アニメ化使用原作の作品内容の紹介です。(注:テレビシリーズとは内容が異なります)

『クレヨン王国の十二か月』
おおみそかの夜、小学4年生のユカが目をさますと、12本のクレヨン大臣たちが会議を開いていた。クレヨン王国のゴールデン王が、シルバー王妃の悪い癖「ちらかしぐせ、おねぼう、うそつき、じまんや、ほしがりぐせ、へんしょく…」がなおらないうちは帰らないと言って、行方をくらましたのだ。驚いた王妃はユカと一緒に王様をさがしもとめて不思議な旅に出る。クレヨン王国の紹介編。
(シリーズ1作目「青い鳥文庫」として80年1刷、96年5月49刷)

『クレヨン王国新十二か月の旅』
悪い癖を直したシルバー王妃は、今では申し分のない王妃。飲む人の口からわがままを吸いとる12の野菜の絵のついたカップを使って、“完全”な王妃を保っていました。でもそれは、とてもつまらなくてつかれる生活でした。
ある日、1年牢というおそろしいブラックホールに落ちた王妃は、カップからぬけだした野菜たちと、再び12か月の旅へ…。
旅の途中で戦争をしているハンバーガー軍とおにぎり軍に出会ったり、野菜たちとのハートフルな交流があったり…。
王妃が本当の自分を見つける旅。

(シリーズ13作目「青い鳥文庫」として88年2月1刷、94年7月20刷)

『クレヨン王国シルバー王妃花の旅』
シルバー王妃は、新しく制定された花札のモデル地をさがす「花めぐりの旅」に出発。案内人はニワトリのアラエッサとブタのストンストン。退屈な王室から外へ出られるというだけで王妃はうきうき気分。ところが、33代王妃に負けた「死神」が、3人の行く先々になぜか出没。死神の手がかり“わび証文”の文字の謎は深く、サスペンスいっぱい。またまた王国に危機が迫る!

(シリーズ21作目「青い鳥文庫」として94年1刷、96年5月6刷)


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