- 第1章「再会」
- 第2章「決意」
- 第3章「告白」
- 第4章「喪失」
- 第5章「共生」
- 第6章「ぼくらの未来」
八神太一ら「選ばれし子どもたち」が
異世界・デジタルワールドへ渡ったあの夏の冒険から6年。
そして、八神ヒカリたちとベリアルヴァンデモンとの最後の戦いから
3年の月日が流れようとしていた。
平穏な毎日が続くなか、いつの間にか閉じてしまったデジタルワールドへのゲート。
選ばれし子どもたちにもその原因は分からぬまま、時間だけが過ぎ去っていく――
そんなある日、突如としてお台場の街にクワガーモンが出現。
その暴走により街は破壊され、人々は大混乱に陥る。
クワガーモンを偶然見かけた太一は、その暴走を止めるために
単身その姿を追いかけるのだった。
しかし、クワガーモンと対峙するも、どうすることも出来ない太一。
「だめだ…俺一人じゃ、なにもできない…」
咆哮とともにクワガーモンが太一に襲いかかったその瞬間、
デジヴァイスが大きな光を放ち始めた――
「太一、でっかくなったなーっ!」
懐かしいあの声とともに、物語は再び大きく動き始める。
今、再び 冒険が進化する―