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デジモンと共に歩んだ、世界中の“子どもたち”へAnimeExpo2019「The Future of Digimon」に木下プロデューサーが登壇!『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』最新イメージビジュアルと特報映像を公開!
ロサンゼルスで開催された北米最大のアニメコンベンションAnimeExpo2019の3日目に開催された「The Future of Digimon」パネルに、2020年2月21日に公開が決定した『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』のプロデューサー・木下陽介(東映アニメーション)が登壇し、最新イメージビジュアル、特報映像を世界に先駆けて公開した。
開場直後にもかかわらず、ホールに入りきれないほど多くのデジモンファンが集まり、用意された座席が満席になったほか、会場に入りきれないファンがホールの外でデジモンコールを上げるなかでパネルは始まった。
司会の呼び込みで木下Pが登場すると集まったファンからは大きな歓声が上がり、作品の注目度の高さを伺うことができた。
初めてアメリカを訪れた木下Pは「まず、はじめてのアメリカで、このようなパネルに登壇できることに、とても興奮しています」と挨拶。
続いて、新しい劇場版について問われると「今回、作品の新しいイメージビジュアルをキャラクターデザインの中鶴さんに描いていただきました。ファンの方ならご存知の『デジモンアドベンチャー』第1話で太一とコロモンが初めて出会ったシーンのものになります」と話し、新イメージビジュアルをお披露目。既に公開されている大きくなった太一とアグモンが手をつなぐビジュアルと比べて、2枚の意味を想像してみてほしいと伝えた。 続いて、この場が世界最速となる『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の本編映像を使った特報映像を紹介。映像のなかで“八神太一とアグモンたちの最後の物語”が映し出された際には、悲鳴のような声も上がったが、公開日が表示されると大きな喜びの声が上がった。この反応に、木下Pも満面の笑みを浮かべ、手応えを感じていた様子。
その後、作品の舞台について入道雲が印象的な夏になっていることを明かした。また、デジモンといえば、仲間との友情や、心の成長などドラマが特徴ですが、迫力のバトルシーンについても、しっかりと描こうと思っていると制作に臨む意気込みを語った。 さらに、特報映像のなかで太一の持っているスマートフォン風のガジェットについて木下Pは「太一が持っているやつはいつものデジヴァイスじゃないですよね? まだ秘密なんですが、注目していてください」とファンに語りかけた。
さらに、特報映像の「最後の進化だ!」という太一のセリフについては、「この意味は、映画を観て感じて欲しいです」と話した。 続いて、タイトルに含まれる“絆”という言葉について「デジモンにとって一番のテーマだと思っています。友情はもちろん、パートナーデジモンとの関係性は、デジモンを描く上で外すことはできません。一緒に笑ったり泣いたり、いつも傍で応援してくれる、自分の分身のような存在がパートナーです。彼らとの「KIZUNA」が、今回の物語のすべてだと言っても過言ではありません」と絆という言葉に込められた思いを述べると、ファンからは自然と拍手が沸き起こった。
続いて、『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の太一たちのキャラクターデザインを公開。なぜ、成長させることを選んだのかについて「齢を重ねることでの成長を描くのが『デジモンアドベンチャー』だからです」とその意味を明かした。 キャラクターについて、木下Pは「『02』で中学2年生、『tri.』で高校生を描いてきたが、本作では大人一歩手前の青年になっているという。そんな青年の太一について監督と「思春期で様々な苦難を残り超えたことで、再び、地の部分、小学生の頃のような明るく真っ直ぐな性格に戻っているんじゃないか」と話していることも明かした。
主要制作スタッフのリストがスクリーンに映し出されると木下Pは、『デジモン』の初代プロデューサーの関弘美氏がスーパーバイザーとして、制作に参加していることを言及。また、監督の田口智久氏について「みなさんと同じ、『デジモン』を見て育った世代です。本作は、『デジモン』を観て育った人が作る新しい『デジモン』になります」と語り『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』についての発表を終えた。
木下より、AXパネルを終えてのコメント
デジモンアニメは約60の国と地域で展開されています。日本のファンの皆さんと同じ世代の方々が、同じように世界中で応援してくれています。そのことを再認識でき、とても良い機会となりました。「デジモンと共に歩んだ、世界中の“子どもたち”へ」のスローガンのもと、デジモンアドベンチャー20周年を盛り上げること、『LAST EVOLUTION 絆』の制作を続けてまいります。
そして、今回BNE様の最新『デジモンゲーム』との合同パネルを行わせていただきました。
一緒にご登壇いただいた羽生Pはじめ、BNE様のご協力でパネルの様子を公開させていただきます。
デジモンで繋がる世界をご覧ください。