童守小学校の教師、鵺野鳴介こと”ぬ〜べ〜”は、普段はドジでおっちょこちょいのダメな先生。しかし彼は､悪霊を退治する超能力を持ち、闇の世界の住民どもから愛しい生徒たちを守る正義のヒーローでもある。
ある日、事件が起きた。発端は、”ぬ〜べ〜”のクラスの生徒の一人・久美子が、指名手配中の殺人犯と出会ったことだった。久美子が通報すると、すぐに警察が駆けつけた。車で逃げ出した犯人は石碑に激突し、大怪我を負って逮捕された。
ところが、車がぶつかった衝撃で石碑から悪霊が湧きだしてこの世に復活してしまった！ その石碑というのは、灼熱地獄に落ちた悪人どもを封じ込めたものだったのだ。
悪霊は、犯人が久美子を恨む心を利用して、そのまま犯人に取りついてしまった。そして、自分の代わりに久美子を灼熱地獄に落とすべく、彼女が付けていた赤いリボンを目印に久美子を探し始めた。
それ以来、夕暮れ時に「赤いリボンは呪われる・・・」と呟きながら、下校途中の女の子を次々と襲う黒マント姿の男が現れた。久美子は、黒マントの悪霊に襲われる悪夢を見るようになり、学校でも怯えて過ごすようになった。その様子から何か悪霊の気配を感じた”ぬ〜べ〜”は、密かに久美子を守るようになる。
ついに悪霊に見つけられ襲われる久美子！”ぬ〜べ〜”と子供たちの機転により一度は追い払うが、なおも悪霊は”ぬ〜べ〜”に灼熱の玉を浴びせかけ、容赦なく襲いかかってきた。悪霊に立ち向かう”ぬ〜べ〜”。ついに「鬼の手」の封印を解く時がやってきた！！