この『怪談レストラン』は、“怖いけど面白い!”ホラー作品をオムニバスでお届けする、学園ホラーアニメ。
原作は、1996年に童心社より刊行がはじまり、2007年にはなんと50巻にも達した小中学生向けの怪談シリーズ。絵本作家の松谷みよこ氏が責任編集を務め、日本の民話や学校伝承、世界の怪談などがオムニバス形式で収録され、図書館や学級文庫などでも大人気!現在、シリーズ累計700万部を突破している。
これまでさまざまなタイプのホラーアニメが制作されてきたが、この『怪談レストラン』は見終わったあと背筋がゾッとするような、本気で怖い話を集めた、ありそうでなかった作品! 派手な魔法や怪物が登場するわけではないが、誰にでも降りかかりそうな恐怖や、さまざまな世界&時代の怪談を取り上げ、視聴者をじんわりとホラーの世界へ…!子どもたちはもちろん、オトナたちも釘づけになることは間違いない!
一方で、番組のオープニング&エンディングの案内役を務めるおばけたちのキャラクターはとてもキュートで、怖い話が苦手な人も楽しんで見ることができるはずだ…!
“レストラン”というタイトルにちなんで、1本目を“前菜”、2本目を“メイン”、3本目を“デザート”に見立て、毎回3本の怪談をお届け。
1、2本目は、主人公・大空アコたち普通の小学生が遭遇する奇妙な出来事や、アコのクラスメート・ショウが収集してきた世界各地の怪談などバラエティー豊かな怪談を紹介。そして、3本目は、アコたちが短編の怪談を語り継いでいく“百物語”形式のショートアニメをお送りする。
東京郊外。開発の波がひと段落し、古い団地と新しいビルが混在する街、山桜市。
そこの小さな小学校に通う大空アコのクラスに、ひとりの美少年が転校してきます。彼の名前は甲本ショウ。帰国子女の彼は、世界中の怖い話を集めています。
学校や、古い洋館や、森の中など、アコたちのすぐ近くにも渦巻く、さまざまな怪奇現象。ショウがさっそく行きたいと誘ってきたのは、街はずれの廃墟、通称「怪談レストラン」でした。さてさて、どんなメニューが出てくることやら・・・。
魔法も怪物もでてこない、ただ本当に近くで起こりそうな、そんなこわーい世界中の、そしていろいろな時代の怪談をたくさん集めてみました。
アコたちと一緒に、ぞぞーっとするのは、あなたです。
©松谷みよ子・怪談レストランTEAM/テレビ朝日・電通・東映アニメーション