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第29回「チェリーとベンについて」 |
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どーも、三条です。
今回はなんとあのチェリーとベンについてです。
実はこの二人、櫻田さんとアシスタントプロデューサーの鷲田さんがモデルなんですね。
外見もご本人に似せてデザインしてもらったので、アフレコ時にも声優さんたちにウケていたようです。
もともと地上編の協力者のキャラクターは出すつもりでいたのですが、ここはいつもお世話になっている櫻田さんにちょっとご恩返しをw、と思いまして。
チェリーに関しては、櫻田さんの友人でぼくの知り合いでもある人たちが一部でそう読んでいる(しかも本人は非常にいやがっている)のを聞きつけ、これしかあるまいと命名しました。
櫻田だから「チェリー」なんですが、フルバージョンで「ボーイ」をつける人もいるようです。
非常に恥ずかしいあだ名ですよねー。
これはさらに世に広めてあげるしかなかろう、と!
新宿とか大泉近辺にああいう顔をしている人がいたら、勇気を出して呼んでみましょう。
「ハァイ! チェリー!!」
櫻田さんは打ち合わせの最中に携帯がかかってくるとすぐいなくなってしまうので、ここらへんも忠実に描写してみました。
しかも、その後で「んな事言われてもできるわけないじゃんねぇ!」とぼやきながら帰ってくるところまできっちりと。
シナリオ打ち合わせの時に文芸スタッフに非常にウケたのは言うまでもありません。
いつもなんか櫻田さんにはうまくしてやられている感がある(笑)ので、なかなか溜飲が下がりましたね。
鷲田さんの「ベン」に関しては、なんとベン・アフレックのベンなのです。
「自分はベン・アフレックに似てるんですよ!
それも『パールハーバー』のじゃなくて『デアデビル』の方が似ている!」
これを彼は真顔で言うのです。
しかもその時の鷲田さんの顔はベン・アフレックには恐ろしいほど似ていないのです。
このあまりのギャップに、ライター陣が彼の事を「ベン」と呼び始めたのでした。
このようにしてお二人の恥ずかしいあだ名を似顔絵付きで公開したわけなのですが、櫻田さん的には、両者の扱いが不公平である、と。
「ぼくだけ妙にキャラが立ってて、鷲田くんは全然フツーじゃないですか!
もっと彼の日頃の生態にもちゃんと触れてくださいよ!」
しかし、日曜朝の子供番組である「ガイキング」で「合コンの鬼で、毎日のように夜の街へ消えていく」なんていうキャラ付けをできる訳が無いので、そこらへんはやむなしかなと思うのですが。
櫻田さんと鷲田さんは本当にチェリーとベンのようなコンビで、
「アレでもう決めちゃったの?(嫌そうに)」
「決めちゃいましたね(嬉しそうに)」
って感じの会話をよくしています。
実際問題、「ガイキング」の制作に関してもチェリーとベンのように身体を張って支援をしてくださってます。
ヨイショでなく、これには本当に感謝しています。
ガイキングを陰から支えるキャラクターとしては、丁度ぴったりのお二人だったといえますね。
ちなみに「ガイキング」のために日々戦う櫻田さんの、最近の「櫻田語録」の一つをご紹介。
あまりに毎回新メカや新兵器が登場するため、設定の数が膨大になり会社から怒られた櫻田さん。
「全部商品になる訳でもないのに、なんでこんなに毎回新メカとか出すんだ?!」
と言われて、あっさりと一言。
「カッコイイからですよ!!」
あんたは「ジェイデッカー」の冴島総監か!w
強いぞ、ぼくらの櫻田さん!
というわけで、今後ともよろしくお願いしまーす。
では、また来週!
(2006/08/21 三条陸)
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